オーストラリアといえば様々な観光地がありますが、その中でも有名な観光地とされている場所に「エアーズロック」があります。ワーホリでオーストラリアを訪れている方も、エアーズロックに行きたい、または行ったことがあるという方も多いのではないでしょうか?
2017年の11月1日に、2019年の10月26日よりこのエアーズロックを登山禁止にする。という発表がウルル・カタ・ジュタ国立公園よりありました。
参照: https://www.environment.gov.au/mediarelease/uluru-climb-close
エアーズロック(ウルル)とは
wikipediaによると、
ウルル (Uluru) はオーストラリア大陸にある世界で2番目に大きい一枚岩である。ウルルは先住民であるアボリジニによる呼び名(ピチャンチャチャラ語(英語版))で、イギリスの探検家によって名付けられたエアーズロック(英: Ayers Rock)も広く知られた名称である。
「エアーズロック」という名称は1873年、イギリスの探検家ウィリアム・ゴスが探検行の途中で発見し、当時の南オーストラリア植民地首相、ヘンリー・エアーズにちなんで名づけたものである。
1987年にユネスコの世界遺産(複合遺産)に登録された。出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%83%AB%E3%83%AB
エアーズロックは観光客はもちろん、ワーホリでオーストラリアを訪れている人達も、ワーホリの思い出にと足を運ぶことが多いと言われています。
エアーズロックに登れなくなるのは2019年から
登山禁止が決定する議会では、登山禁止に対して、満場一致だったそうです。この協議会の会長で、先住民のサミーウィルソン氏は
「もし私が海外に旅行し、神聖な場所だとの理由からアクセス権限が求められるならば、私はそれを尊重し、そこに入りません」などとコメントした。
出典:http://www.huffingtonpost.jp/2017/11/01/uluru_a_23262921/
エアーズロックを登山禁止にした理由
エアーズロックは、一般の人たちからしたらただの大きな岩かもしれません。しかし、オーストラリアの先住民、アボリジナル(アボリジニ)にとっては神聖な「聖地」なのです。このことから、以前よりエアーズロックへの登山は避けるべきだと言われてきました。
エアーズロックは、観光に訪れても登山する人が観光客全体の2割を切った場合に、登山を禁止できるとされていました。当時で38%ほどの観光客が登山をしていたとされていますが、最近では16%に低下したことから、ついにエアーズロックへの登山が禁止されたのです。
残り2年だからといってむやみに登らないようにしよう
【関連記事】