オーストラリアでワーホリをするなら、どこかのタイミングでセカンドビザのためにファームジョブをする方が多いのではないでしょうか?
しかし、初めての経験のため、
『ファームの探し方は?』
『稼げるファームを知りたい!』
『どこのファームがいいの?』
『悪いファームに当たらないか心配』
など、いろいろな不安がつきまとうことでしょう。
こちらの記事では、そんなファーム初心者の方のために、ファームジョブの探し方・稼ぐ方法・時期や季節をまとめて解説しています。
ぜひ、記事を参考に、ファーム選びをおこなってみてください。
※こちらの記事は順次アップデートしていきます。
▼ファーム経験者の体験談はこちら
オーストラリアワーホリ体験談
目次
Harvest Guide(ハーベストガイド)を参考にする
まずは、オーストラリア政府が発行するハーベストガイドを見てみましょう。
こちらのオーストラリア政府のwebサイトハーベストトレイルから最新版がダウンロードできます。
このハーベストガイドには、州ごとに採れる作物や、時期、ピーク時期など、ほとんどのファーム情報が網羅されています。
ファームを探す際自分がどこにポイントをおくか
ファームを探す際、一番の目的は何なのかを考えてみましょう。
- とにかくセカンドビザが欲しいだけ。楽な仕事がいい
- とにかくお金を稼ぎたい!
- オーストラリアに来たからには貴重な経験をしたい
女性であれば、セカンドビザ目的で、①が多いのではないでしょうか。
男性なら②の方も多いかもしれません。
一番いいのは、『楽で、稼げて、セカンドビザも取れる』なら最高でしょう。
そんな仕事あるの?と思うでしょうが、比較的楽で稼げる仕事は存在します。
比較的楽だと言われる仕事・作物
セカンドビザを取得するだけの目的なら、比較的楽な仕事がいいでしょう。
楽と言われる作物で、代表的なものはブルーベリーやラズベリー、グレープが挙げられます。また、珍しいものでは、ジンジャーやコットン、栗などもあります。
またパッキングなら屋内の仕事も多いので、女性なら日焼けの問題も解決できますね。
稼げる仕事
稼げる仕事で有名なのは、バナナでしょうか。
Webを検索するとファームジョブで稼いだ猛者達のブログを見つけることができます。
ただ古い情報だと、その時は稼げたけど今はそうでもなかったりするので注意が必要です。
例えばタスマニアのチェリーは稼げると有名ですが、それは少し昔の話で、今は誰が行っても稼げるというわけではありません。
また場所で言うとあまり人が行きづらい場所、例えばダーウィンのカナナラなどが稼げると有名です。そういうあまり人目についていない場所が稼げることが多いようです。
大手で働く
オーストラリアの大手の会社なら、給料も安定して稼げるし、セカンドビザも取りやすいですね。
が有名です。
コスタファーム(costa)とは
ここでは上でご紹介したコスタファームについてご紹介いたします。
コスタは、オーストラリアの中でも最大級のファームを経営する企業です。
コスタファーム(Costa)のアプライ方法
コスタファームにアプライ方法は以下のとおりです。
- 下記のリンク先からコスタにアプライメールを送信。
http://costagroup.com.au/contact-us
- メール送信後、メールアドレスにアプリケーションフォームが送られてくるので、入力します。
- その後1〜2週間程度で、電話で連絡がきます(もっとかかる場合もあります)
- その後オフィスに向かい、インダクションを受け、配属先が決定します。
また、電話連絡を待たずに直接オフィスに行き、仕事を得たという方もいるようです。
コスタファーム(Costa)のある場所
コスタファーム(Costa)は、オーストラリア内に複数あり、その場所は以下のとおりです。
- ケアンズ
- コフスハーバー
- タスマニア
コスタファーム(Costa)をうまく回ればガッツリ稼げる
上で解説したように、コスタファームはオーストラリア内のさまざまな場所にあるため、シーズンを考えてうまく回ることで、ガッツリ稼ぐことが可能です。
- 5月〜ケアンズのコスタ
- 11月〜コフスハーバーのコスタ
- 12月〜タスマニアのコスタ
次からは場所や、季節について見てましょう。
州別のファーム場所、季節、作物
ファームを決める際、場所や働く季節も重要になってきます。
ここではハーベストガイドを参考に、州ごとのファーム情報を見ていきましょう。
ニューサウスウェルズ(NSW)
ニューサウスウェルズで有名なのはコフスハーバーですね。
コフスハーバーにはファーム大手のcostaがあります。あとはバイロンベイやグリフィスなんかもよく聞きます。
色が濃い部分がその作物の予想ピーク時期になります。
6〜8月にかけてピークを迎える作物が多いですね。
クイーンズランド(QLD)
クイーンズランドはファームで人気の場所ですね。ケアンズ周辺やカブルチャー、スタンソープ、バンダバーグなどがあります。
また季節もクイーンズランド州内だと1年中どこかでピークを迎えていますね。
ノーザンテリトリー(NT)
ノーザンテリトリーではキャサリンという場所が有名です。
注意する点は、とにかく暑さがキツイことと、メロン、かぼちゃなどの重労働を要求される作物が多いことです。
マンゴーやクロコダイルファームなどもありますね。
ピーク時期を見てみると、9〜11月になっています。オーストラリアで言うと冬に当たります。
サウスオーストラリア(SA)
サウスオーストラリアではアデレード周辺が有名です。
アデレードがあるサウスオーストラリアはワインが有名な場所なこともあり、グレープの仕事も多いですね。
また、オレンジやシトラスのファームも多いです。
アデレードには、ストロベリーで有名なサンレイという大きな会社のファームがあります。場所もアデレード市内からあまり離れておらず、ある程度稼げることで有名です。
タスマニア(TAS)
自然が豊かでチェリーやベリー系、が多く、costaグループもあります。
ただタスマニアはファームジョブでも人気のある場所で各国のファーマーが仕事を求めてやってきますので、早めの行動が必要になります。また車は必須です。
ヴィクトリア(VIC)
ヴィクトリア州にはシェパールトンやミルデュラ、ロビンベイルという場所が有名です。
ただし、ミルデュラ、ロビンベイルはあまり評判のよくないファームもありますので、注意が必要です。
ウエスタンオーストラリア(WA)
ウエスタンオーストラリアにはカナナラやカナーボンという場所が有名です。
また、日本人経営の大熊ファームというトマトファームもあります。
ファームを探すためのアプリやウェブサイト
ファームを探す際、多くの方はウェブサイトなどを検索するかと思います。
一番簡単なのは、日豪プレスやJAMSでしょうか。日本語で求人がたくさん掲載されていますので、簡単に見つかります。
ただし、アジア人が経営しているファームがほとんどで、良いファームが見つかる可能性は低いです。
次に、GumTreeも見る方が多いでしょう。GumTreeには英語で求人が掲載されていますので、オージー経営のアジア人が少ないファームが見つかるかもしれません。
ただ、あまりGumTreeでファームを見つけた、という方を聞いたことがありませんし、あまり返事が返ってこないということをよく聞きます。
では、ここからはワーホリGOのおすすめのファームを探すサイトやアプリケーションをご紹介いたします。
picktheworld
Pick The Worldは、フルーツピッカーが作ったファーム検索サイトです。
オーストラリア、カナダ、ニュージーランドからファームを地図上で検索することができます。
backpacker job board
backpacker job boardは、バックパッカーのための仕事検索サイトです。
ファーム以外にもさまざまな仕事が掲載されており、返信率も悪くないようです。ただし、人気の仕事にはかなりの応募があるようです。
ibackpacker
ibackpackerこちらもバックパッカーのための仕事が掲載されています。
有料でも利用できますが、月額$49のプランにすると、直接ファームのオーナーと連絡を取ることができるようになります。
ファームを探すときの注意
セカンドビザの取得を目的にファームで働く場合には、事前にビザ申請が可能な条件を満たしているかどうかをしっかり確認してください。歩合制給与の場合、日数が足りていても収入が足りなくなる恐れもあります。
歩合の場合は自分の頑張り次第で稼げる額が増えますが、時給制のほうが結果的に安定した収入を確保できることもあります。できれば雇用主に直接連絡して具体的な仕事内容、収入などを聴いておくと確実です。ハイシーズンも確認しておくと安心です。
「週に○ドル稼げる」など目を引くキャッチコピーで求人しているファームもありますが、オーバーな書き方をしているところには注意。高額を稼いでいる人は何年もファームで働いている人たちのことだったりします。トップの収入だけでなく、平均の収入の方に注目するようにしましょう。
あと大事なのは家の設備や何人部屋なのかなどのアコモデーション。洗剤やトイレットペーパーまで提供してくれるところもあれば、布団すらないところなどファームによってさまざま。特に女性の場合は部屋が男女別になっているかもきちんと確認しておきましょう。
ファームで働くメリット
なぜワーホリと言えばファームに注目が集まるのかというと、ほかの仕事よりも割合効率よくお金を貯めることができるからです。ファームがあるのはだいたい郊外なので近くに遊びに行けるスポットがあまりなく、稼いだお金をそのまま貯めることができます。
また体力を使う仕事が多いので、その分賃金も高めです。さらに英語力が低くても雇ってもらえるのもメリットです。オーストラリアに来たばかりの頃は日常会話にも戸惑うはず。そんなときに仕事を探しても英語力の面で雇用してもらえないこともあります。
ファームであれば英語力はあまり重視されないことが多いので、働きながら周りの人とコミュニケーションをとって英語力を身に付けるということも可能です。
また、セカンドビザを取得するためには政府が規定する地域で3ヶ月(88日)以上の季節労働をする必要があるのですが、ファームはこれにぴったりの職場なんです。
ファームで働くデメリット
基本的にファームの仕事は体力が必要です。ワーホリの方が一番悩むのが、この体力仕事の面です。朝から晩まで体を使って働くファームもあれば、繁忙期に重なってほとんど休みがとれないファームもあります。
逆に雨が降ると従事できない仕事だったりすると、天候のせいで休日ばかりになり思ったより稼げなかった…なんてことも。稼げないだけならまだしも、セカンドビザを取得するための日数に足りなくなることもあります。
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