ワーホリGOをご覧のみなさん、こんにちはseijiです。
せっかく自由に働くことができるワーホリビザですから、海外の仕事現場を体験してみたいという人は多いでしょう。
さまざまなワーホリブログには、
「オーストラリアのワーホリでメチャクチャ稼いだ!」
なんて書いてあるのもよく見るのではないでしょうか。
稼いだ人、稼げなかった人。それぞれですが、ここでは、ケアンズでの仕事探しについて生の情報をお届けします!
目次
ケアンズの街を簡単にご紹介
ケアンズはオーストラリアの右上、赤道に近い場所に位置しているため気候は温暖。日本からもアクセスが良く、留学生や旅行者として日本人が多いです。
僕は町を歩いていて日本人を見かけなかった日はありませんでした。
飲食店やお土産屋などが集まっている町の中心地も、丸一日あれば周れると思います。
まさに観光都市ですね。
思ったのは、オーストラリアのケアンズは、日本でいう沖縄のイメージを持ってもらうとかなり近いんじゃないかなと思います(*’ω’*)
国際通りみたく、にぎやかなところを少し離れたら自然だらけだったり、冬でも日中はあったかくて朝と夜はちょっと冷え込んだり、観光地があったりと、沖縄と似たような雰囲気です。
ケアンズではどんな仕事ができる?
ワーホリの方がよく選ぶ仕事としては、飲食店、お土産屋、ハウスキーピング、旅行会社などがあります。
また、セカンドビザ取得のために、町から離れてファームをする人もたくさんいますね。
これらの職種はあくまで一般的なものですが、ほかには『ランドリー』や『ボックスファクトリー』などといったあまり耳にしないような仕事をゲットしている人も周りにいました。
シェアハウスのオーナーが紹介してくれたとか、友達の友達が人を探していた、っていう流れのゲットの仕方もあるので、こればかりは運ですね。
あまり当てにしないようにしましょう。
ケアンズで仕事はすぐに見つかる?
例えば、一口に飲食店と言っても、オージーオーナーのローカルのお店で働くことと、ジャパニーズレストランで働くことは、難易度はまるで違います。
アジアンレストランではなく、ローカルで働くことを目標にしている人は多いと思いますが、実際のところ、ワーホリの日本人が完全なローカルの環境で働けている人はかなり少数です。
ローカルのお店では、英語ができない人に英語の教育なんてしてくれません。
意思疎通ができて当たり前の状態から、仕事をみて使えるかどうかを判断されますから、ハードルは高いですよ。
もちろん、ファームのように接客などをする必要がない仕事だと英語力は関係ありませんが、それでも英語ができない人は初めはかなり苦労しています。
ケアンズで仕事を探すときの注意点
それならハードルの低い日本食レストランで働けばいいか、と思いましたか?
その場合は注意が必要。
残念ながら最低時給を下回る場所が多いです。
最低時給を下回っていたとしても、英語ができない人は働かないと生活ができない、しかし法律を守っているローカルのお店では働けない、そのため稼ぎがないよりはマシなので日本食レストランで働く、すると待遇が悪くても仕事は失いたくはないので文句は言えない、つまりこういった環境が改善されない、という悪循環が生まれているのです。
もちろん個人の目的次第ですが、これが現実だということは理解しておいた方がいいですね。
ケアンズでの仕事の探し方
ただし求人についてもやはり日本語のサイトに掲載されているのは、アジア人経営の職場であることがほとんどです。
僕の見た限り、ケアンズでは、ツアーなどの旅行業界、リゾートバイト、マッサージが圧倒的に多かった気がします。
では、ローカルの飲食店などはどうやって探せばいいのでしょうか。
それは、レジュメ(履歴書)を持って直接お店に配りに行くこと!
これが一般的なローカルジョブを探す方法です。
しかし、最初は勇気が必要です。
僕も一件目を配るまでにどれだけ躊躇したことか(笑)。
これは多くのワーホリの人が通る道でしょう。
アドバイスとしては、以下の3つです。
- 何十枚も配りまくること
- 必ずマネージャーなど偉い人に渡すこと
- 諦めずに何度も訪問すること
この方法が一般的ですので、お店側も慣れています。
「あー仕事探してるのね。機会があればこっちから連絡するね。」
と言われますが、ただのバイトに渡してもそこら辺にテキトーに置かれてマネージャーが目を通さずにどこかに消えるのがオチです。
「マネージャーに渡したい」ということを伝え、いなければいつなら会えるか聞いて再度トライ!
僕も何十枚か配りましたが、連絡がきたのはたまたま渡した人がお偉いさんだった店でした。
それと、日本ではメールや電話をしたらすぐに面接の日時を決めたりしますが、オーストラリアでは履歴書を渡した1、2か月後に電話がかかってくるってことも多いです。
おそらく店側は、いろんな人の履歴書を貯めていて、繁忙期や人手が足りない時に順番に電話をかけているんだと思います。
僕は同じお店に何度も出向き、「どんな感じですか?」って聞くたびに僕の履歴書を探してなにか印をつけて、一番上に置いてくれていました。確かに見た!(笑)。
「君、こうやって何回も来るのはいい方法だよ。頑張りな。」と言ってくれましたね。
そのため、何度も諦めずに訪問することも大切です。
トライアルを受ける
トライアルとは、無給のお試し期間のことです。
数時間働きを見て使えるかどうかを判断されるのです。
よっぽどのことがない限り、ここで「君は雇わない」と言われることはないと思いますが、しっかりアピールをしておきましょう。
僕の場合、二度のトライアルの末、「明日からおいで」と言われ大喜びし、次の日から働くことになり、その翌日にクビのメールが来た、なんてこともありました。
原因はずばり英語力!
働いた分のお給料はもらいに行きましたが、仕事用の服とうれしすぎてはしごしたKFCとマクドナルドの出費を考えればちょいマイナスに…
これもいい思い出です。
ケアンズで仕事を探すときは時期が重要
僕が仕事を探していた時期は5月〜6月にかけてでしたが、この期間はどこを訪ねても「ケアンズは今静かだから」と言われました。
観光シーズンじゃないんでしょうね。
「7月くらいから忙しくなってくると思うけど」という店員さんも何人かいたので、夏休み前後ならもう少し見つけやすかったかもしれない。(‘ω’)
ケアンズのシティで働くためにいろいろとやりました。
飲食関係に履歴書配布、RSA(アルコールライセンス)の取得、知り合いのランドリー会社へのアプライ、建設会社へのアプライなど。
一か月探し続けましたが見つからず…
お金も減っていく一方で、このまま探し続けるべきか否か悩んだ結果、ファーム仕事を見つけに田舎町へ引っ越すことにしました。
まあ、簡単に言うと、ケアンズシティでのローカル仕事探しに敗北したわけです。( ;∀;)
最後に
結果は敗北に終わりましたが、仕事を手に入れるために過ごした時間は意味のあるものだったかと。
あんなに仕事が欲しい、仕事がしたいと思うことは、日本に居続けていたら思わなかったかもしれないですから。
今は、しんどくても仕事があるありがたみを忘れずに頑張れています。
これから仕事探しを始めようという人はローカルジョブのために試行錯誤して頑張ってみてください。
ではまた。
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