ワーキングホリデーや留学、旅行などでドイツに行く際に『クレジットカードやデビットカードが使えるかどうか?』と疑問に思っている方もいらっしゃるかと思います。
この記事では、そんな疑問を持つ方に、ドイツのクレジットカード事情や、手数料、使い方を解説します。
目次
ドイツでも問題なくクレジットカードが使える
ドイツでは、カナダやオーストラリアなどの国のように、クレジットカード社会にまでは発展していません。
かといって、クレジットカードが使えないというわけではないので、ドイツに渡航する際には、クレジットカードを持っていくことをおすすめします。
その際には、VISA、Masterの2大ブランドを持っていくと良いでしょう。
JCBやダイナースカードは使えない場所が多いため、あまりおすすめはできません。
ドイツのクレジットカード事情
ドイツは日本とクレジットカード事情が異なります。
まずは、ドイツでクレジットカードが必要な理由を確認しておきましょう。
- ホテルの予約にデポジットが必要な場合がある
- キャッシングで現地通貨を入手する
それぞれ解説していきますね!
【クレジットカード事情①】ホテルの予約にデポジットが必要な場合がある
ドイツのホテルを予約する場合、予約の際にデポジットが必要な場合があります。
デポジットとは、保証金のようなもので、チェックアウト後に返金されます。
このデポジットはクレジットカードやデビットカードから引き落とされます。
【クレジットカード事情②】キャッシングで現地通貨を入手する
日本からドイツに到着した際、ほとんどの方が外貨両替所で、日本円からユーロに両替するかと思います。
しかし、両替所では両替手数料がかかり、その手数料も両替所によってレートが違ってきます。
そこで、クレジットカードのキャッシングを利用し、ドイツ現地のATMでユーロを引き出すことで、両替所の手数料よりも安く引き出せる場合があります。
ただし、キャッシングなので利息が発生します。
この利息は、日々発生するため、できれば『繰り上げ返済』をおすすめします。
ドイツと日本のクレジットカード事情の違い
では、以下からは、ドイツと日本のクレジットカード事情の違いを解説していきます。
ドイツと日本のクレジットカード事情の違いは以下のとおりです。
- クレジットカードの裏面の署名(サイン)をチェック
- ドイツはクレジットカード利用時にパスポート提示が必要な場合も
- 日本と違い手数料は消費者負担
それぞれ解説していきます!
【ドイツと日本のクレジットカード事情の違い①】クレジットカードの裏面の署名(サイン)をチェック
ドイツではクレジットカードの裏面に本人の署名(サイン)がないと利用できないことがあります。
日本では署名がなくても利用できることがほとんどですが、ドイツでは署名が必要ですので、ドイツに行く前にきちんと署名しているか確認しておきましょう。
【ドイツと日本のクレジットカード事情の違い②】ドイツはクレジットカード利用時にパスポート提示が必要な場合も
ドイツで日本人がクレジットカード払いをする際に、本人確認のためにパスポートの提示を求められる場合があります。
ですので、外出する際にはパスポートを持ち歩くことをおすすめします。
【ドイツと日本のクレジットカード事情の違い③】日本と違い手数料は消費者負担
日本とドイツのクレジットカード事情の大きな違いが手数料負担です。
日本の場合は、クレジットカードによる支払いで発生する手数料は、基本的にお店側が負担します。
しかし、ドイツの場合、クレジットカードによる支払いで発生する手数料は、基本的に消費者側が負担することになります。
ですので、お会計の際に支払い金額が少し多いと感じた場合は、クレジットカードの手数料が含まれている可能性があります。
ただし、全ての支払いに手数料がかかる訳ではありません。
基本的な手数料を請求されるお店やサービスは、以下を参考にしてください。
クレジットカードブランドで手数料が変わる
クレジットカードにはVISAやMASTER、AMEXなどのブランドがありますが、利用手数料はブランドによって変わってきます。
手数料の違いは以下のとおりです。
- VISA・・・1.63%
- MASTER・・・1.63%
- AMEX・・・2.0%
- Diners Club・・・1.3%
- JCB・・・1.6%
ドイツでのクレジットカードの使い方
ここまで、ドイツのクレジットカードについて解説してきましたが、実際に現地でクレジットカードを利用する場合は、どのように支払えば良いのでしょうか。
以下で紹介していきます。
決済の仕方
ドイツのスーパーやファストフード店でクレジットカード決済をする場合、
- 「Debit(デビット)」
- 「Credit Card(クレジットカード)」
どちらの支払い方法かを伝えましょう。
店員さんが端末を用意してくれます。
また、レストランやバーなどでも同じです。
「Can I check the bill?」
と伝え、その後支払い方法を伝えると良いでしょう。
ドイツでは暗証番号が必要
ドイツでは、クレジットカード払いの際に、暗証番号の入力を求められることがほとんどです。
ですので、自分が持っているクレジットカードの暗証番号をしっかり確認しておきましょう。
海外キャッシングの利用手順
ここからは実際にドイツのATMでのキャッシング手順について解説していきます。
①ATMの初期画面、画面に従ってカードを挿入します
②カードを挿入すると言語選択画面に。日本語はないので英語を選びます。
③動作選択画面。現金引き下ろしを選択します。
④下ろす金額は5€ごと。50€以下もしくは細かく指定したい場合は右の一番下を選択。
⑤カードの暗証番号を入力。スリなどに狙われるので番号を手で覆い隠し名がら入力。
⑥現金より先にカードが排出されます。
⑦最後に明細が出てくるので、受け取っておきましょう。
ドイツでクレジットカードを利用する際の注意点
ドイツでは、クレジットカードを利用する際に、通信障害が起きやすいと言われています。
そのため、対応策として、異なるブランドのクレジットカードを持って行くことをおすすめします。
例えば、VISAとMaster、VISAとAMEXなどの組み合わせです。
ドイツに持って行くオススメのクレジットカード
ドイツに持っていくおすすめのクレジットカードブランドは、VISAかMASTERで、VISAは必ず1枚は持つようにしましょう。
JCBやアメックスは使えない場所もあるので、必ずVISAも持って行くようにしてください。
また、海外旅行保険付帯のクレジットカードもおすすめで、例えば『三井住友VISAカード
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