【オーディオブック】英語初心者におすすめの洋書46選【映画や人気作】

アマゾンのオーディオブックである「オーディブル」は、英語のリスニング学習に一番おすすめできる英語学習ツールです。

これまで、映画やYoutube、英語学習アプリなどを使ってリスニングを勉強しようと試みたけれど、なかなか上達せず、途中で諦めてしまったという方は少なくないでしょう。オーディオブックなら、隙間時間やながら聴きでいつでも楽しみながらリスニングが可能です。

この記事では、英語学習をこれから始めたいという初心者の方におすすめのオーディブルを人気作や映画など、ジャンル別にご紹介します!

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目次

初心者におすすめのオーディオブック(オーディブル)

The Little Prince(星の王子様)

『The Little Prince』は160以上の言語で翻訳されている有名作品であり、日本でも「星の王子様」として親しまれている作品です。

単語レベルは高校レベル程度、文法レベルは中学レベル程度です。そのため、初心者の方でもストーリーの流れはつかみやすいでしょう。

このオーディオは速いというわけではないですが、テンポよく語られているため、複数の単語がつながって発音される部分や発音が小さくなっている部分が多々あります。

そのため、まだリスニングに慣れてない方にとってはやや難しく感じるかもしれませんが、繰り返し聴くことによって、日常会話でよくみられる英語のリズムに慣れることができます。

オーディオブックを何本か聴いて、英語のリスニングに少し慣れてきたかなという方にお勧めです。

NATE THE GREAT COLLECTED STORIES:VOLUME1

『NATE THE GREAT COLLECTED STORIES:VOLUME1』は、主人公のNeat the Greatが、友達や家族の悩みをどんどん解決していく探偵のお話です。

Volume1(1時間48分)の中に4つのストーリーがあり、それぞれが長すぎないのでリスニングに取り組みやすいかと思います。会話のスピード感、強弱などがあり飽きることなく聴くことができます

単語は難しいものはなく、割と簡単な単語で日常会話を聞けるので、そのまま覚えて使いたいフレーズ満載で、会話自体も自然な会話なのでアメリカ英語特有の音の繋がり(リエゾン)も聞こえます

文法的にも、過去形・過去完了・仮定法などがあり、ストーリーの中の時制や状況から「この時はこう言うのか!」という発見もあります。

クスッとなる面白さもあるので、英語のリスニングに十分オススメできる作品です。

I Want a Dog

次におすすめするオーディオブックは『I Want a Dog』です。

このストーリーはペットを飼う際に、家族会議で話合われるような、日常的な内容について述べられているため、複雑な単語や文法は使用されていません。

語り手の男性の話し方は、抑揚をつけて単語ごとにはっきり発音するため、英会話でよくありがちな、2つの単語が連結して発音が変わる現象(いわゆるリエゾン)が非常に少なく、標準速度でも十分に内容が理解できます。

また、再生時間は8分とコンパクトで、隙間時間の有効活用にもピッタリです。

英語初心者の方は、このような聞き取りやすい教材を繰り返し聞き、まずは英語を耳に慣らしていきましょう。そして、シャドーイングやオーバーラッピングを行いつつ、徐々にレベルの高い教材に取り組めば、挫折せずに楽しく英語を学べますので是非お試しください。

The Life-Changing Magic of tidying

『The Life-Changing Magic of tidying』の内容は、タイトルにある通り、片づけをすることで人生を劇的に変えることができるというものです。


片づけに関する新しい発想などが散りばめられており、音声のテンポの良さも相まって、私はすぐに引き込まれるように、聞き入ってしまいました。

日本人の作者であるため、日本人の方に馴染みやすい内容だと感じました。使用されている単語の難易度も高くはなく、日常的に使われるワードが大半のため、英語学習者にはちょうど良いレベルだと思います。

片づけなければならないけれど、億劫に感じ、片づけに手を出せていない時はありませんか?そんな時に、さらに片付けの本を読もうとは、なかなか思えないものです。

しかしこのテンポの良い音声で聴くことで、片づけへのモチベーションが大きく上がり、聴きながら、片づけに取りかかりたくなると思います。年末年始や新年度など、片づけを迫られる時期に、特におすすめしたい本です。

Little House in the Big Woods

『Little House in the Big Woods』は、約150年前の開拓時代のアメリカで自給自足の生活を営むインガルス一家の物語。5歳の主人公・ローラの視点で日々の暮らしが綴られています。


アメリカ人女優・Cherry Jonesが語る3時間41分・全13章の長編は、ローラの父のヴァイオリン演奏も再現されたドラマ仕立てのもの。冬の保存食作り、銃の手入れ、野生動物との遭遇‥‥、章ごとに独立した内容は、好きな場面をリピートする、章を飛ばすなど自由な聞き方で楽しむのがおすすめです。

中学レベルの英単語・英文法を用いた文章には、日常会話で使う単語が多く登場します。
いちいち辞書を引かなくても内容についていけるため、「日本語で何という意味?」といった思考に中断されることなくリスニングに集中できます

オーディオブック初心者でも、最後までストレスを感じずに聞き続けられるでしょう。

Three Tales of My Father’s Dragon(エルマーの冒険)

『Three Tales of My Father’s Dragon: My Father’s Dragon; Elmer and the Dragon; The Dragons of Blueland』は、「エルマーの冒険」として日本でも馴染みのある物語です。約2時間20分の音声と聴きごたえのある作品です。


中学英語で十分理解できるレベルで、一語一語が丁寧に発音されているため聴きとりやすく、シャドーイングの練習にぴったりです。

時系列をはっきり述べてくれる上に展開も早いため、内容に集中しても面白いですし、大人になっても聞き飽きません。また、動物たちのセリフをしっかり演じ切って話してくださるため、誰が話しているのか聞き流していても分かりやすく、登場人物の感情も理解しやすいおすすめのオーディブルです。

Dear Zoo & Friends

次におすすめするオーディオブックは「Dear Zoo & Friends」です。

レベル感は、中学レベルの英文法を理解している方。Chapter12まであり、動物にまつわるショートストーリーが6話収録されています。

はじめに、語り手が物語の概要を話してからストーリーが始まるので、話の展開を予測しやすいと思います。

幼児向けの絵本は学校で習わないような単語が次々と出てくるのでリスニングとなると一見難しいように思うかもしれませんが、このオーディオは単語が入れ代わっているだけで同じ文が何度も出てくるので、どの文もほぼ理解でき、難しさを感じさせない構成になっています。

リスニングに自信がない、どんな話でもいいので挫折せず最後まで聞きとりたい、話を理解したいという方への始めの1冊としてお勧めしたいオーディオブックです。

And Tango Makes Three

『And Tango Makes Three』は実際にニューヨークであった、同性ペンギンカップルの話です。

難しい文法はなく、英語初心者の方におすすめです。読み方に緩急があり、英語のリズムもつかみやすいオーディオになっています。しかし、その分早い部分は少し聞き取りにくいかもしれません。

発音がハキハキしているため、シャドーイングの練習に使えば日本人の苦手なLやR、THの発音やtやkなどの子音で終わる言葉の発音の練習にもなるでしょう。主人公の一人の名前がRoyなのでrの音がよく出てきます。

また、語彙に関しては、hatchやcuddleなど難しめの語彙も出てきますが、この作品が子供向けということを考えると、ネイティブなら必ず知っているような日常的な語彙ということなので、実際のコミュニケーションにも役立つでしょう。

The Miracle Morning: The Not-So-Obvious Secret Guaranteed to Transform Your Life – Before 8AM

『The Miracle Morning: The Not-So-Obvious Secret Guaranteed to Transform Your Life – Before 8AM』は、交通事故により絶望的な状態になった著者が朝の習慣を変えることで人生を好転させた話です。

「朝活」に関する本はいくつか存在しますが、著書は8時前に行えるモーニングメソッドを具体的な例とともに紹介しています。ナレーションはアメリカ英語で、とても親しみやすく聞き取りやすいです。全体の再生時間は4時間57分と少し長めですが、モチベーションが上がる内容とナレーションのトーンなので朝の通勤時間に聴くにはピッタリでしょう。

特にChapter 6から具体的で、聴いたあとすぐに行動に移したくなるようなメソッドが紹介されています。時間に限りがある方はこの章から聞いても十分ヒントを得ることができると思います。

Yes We Can! Speeches of Barack Obama

『Yes We Can! Speeches of Barack Obama』は、多くの名スピーチを生み出した、第44代アメリカ合衆国大統領バラク・オバマ氏の演説集です。

政治家の演説と聞くと、英語学習としては難しそうというイメージがあると思います。

ですが、むしろ政治家のスピーチは聴衆に訴えかける為の言葉であり、難しい単語を使わず、一語一語はっきりと話すため、初級の方にも実は聞き取りやすいのです。

強弱や抑揚を上手く使い、民衆を惹きつけるオバマ氏のスピーチは、母国語ではない私たちにも力強く響きます。チャプター15には、「Yes We Can」で有名なシカゴ演説も収録されています。ぜひ声に出して真似してみてください。3時間超のボリュームがあるので、聞き流し用としてもおすすめです。

Barack Obama Hope for the World

次におすすめするのは、Tim Alexander氏著の『Barack Obama Hope for the World』です。

Amazon Audibleでは子ども向けの本としてカテゴライズされていますが、少し難しい単語も使われています。0.8倍から0.9倍の速さで聞けば十分に聞き取れるレベルの英語だと思いますので、英語学習中級者の皆さんにぜひチャレンジしていただきたい教材です。

前半はアメリカにおける黒人奴隷の歴史やこれまでのそれぞれの大統領の業績等が説明されています。アメリカ史の知識のバックグラウンドがあれば、分からない単語があっても意味は容易に予測できることができるでしょう。

後半は、オバマ大統領の生い立ちから大統領になるまでの道のりが語られています。49分と少し長めのAudibleですが、前半と後半と分けて半分ずつ聞くと無理なく最後まで聞くことができるオーディオブックです。

Marvel Super Heroes: Secret Wars

『Marvel Super Heroes: Secret Wars』は、世界的に有名なアメコミ社のマーベルが生み出した作品です。

シラブル(英文内で重要な単語にアクセントが置かれ強調される箇所)がはっきり発音されており、各セリフの1文が比較的短く構成されています。そのため、聞き飽きることなくリスニングを進めることができるでしょう。

また、セリフと同時に走っている音や戦っている音などの効果音付き。そのため、まるで映画の世界に入っているかのような臨場感を感じ、楽しみながらリスニングができる内容となっています。ストーリーを楽しんで聴き進めたい、そんな方にとてもおすすめです。

Chicken Soup for the Soul 20th Anniversary Edition: All Your Favorite Original Stories Plus 20 Bonus Stories for the Next 20 Years

『Chicken Soup for the Soul 20th Anniversary Edition: All Your Favorite Original Stories Plus 20 Bonus Stories for the Next 20 Years』は、『Chicken Soup for the Soul』シリーズの、20周年記念版です。日本語でも、『こころのチキンスープ』というタイトルでいくつか刊行されています。

総収録時間は8時間30分です。随分長いように思えますが、短いお話がたくさん収録されているので、「いきなり長い物語を聞き続けるのは難しい」と感じている初心者の方でも手軽に聞くことができます。長さはまちまちですが、5分程度の話もあるので、隙間時間や移動中に聞くのもおすすめです。

単語や文法も概ね中学校で習うレベルです。私は中学校の英語の授業で、オリジナル版を副読教材として読んだことがありました。こちらはオリジナル版に加え、新たに20話追加されているので、前に読んだことがある方も、新しい話を楽しむことができます。どれも心温まるお話で、大切な人たちとの関係や、自分のことを見つめ直すきっかけになるかもしれません。

100 Tips & Tricks to Appear Confident in Presentations

『100 Tips & Tricks to Appear Confident in Presentations』は、プレゼンのコツをまとめたビジネス書です。

マインドセットから目くばせの技術まで、様々な切り口で100項目のプレゼン術が紹介されているオーディブル。フォーマルな文体で、ビジネス現場でそのまま活用できるような、気の利いたフレーズが本文中にたくさん含まれています。

語り口調は明瞭で、フォーマルで綺麗な文章で構成されているため、英語初心者の方でも内容を十分に理解できるかと思います。

「boost(増加させる)」、「prompt(促す)」といった日常生活ではあまり使われない単語や表現も効果的に使われており、 初心者だけでなく、洗練されたビジネス英語の言い回しを短期で身に着けたいというビジネスパーソンには特に、有益な一冊となるでしょう。

きくeigo データベース英会話 2~日常生活の英会話2000

日常的に使う英語をひたすらシャワーのように聞き続けたい方におすすめなのが「きくeigoデータベース英会話2 日常生活の英会話2000  完全版」です。

桐原書店といえば大学受験用のテキストで有名ですが、意外にもこの作品は英会話の練習にぴったりです。

テーマに沿った英語表現がひたすら流れるのですが、そのテーマが第1章から第115章まであり、そのほとんどが30秒から1分なのでとても取り組みやすい教材です。

「自己紹介」や「人の性格」という身近なものから、「図書館で」、「道案内」などの場面設定や、「人を説得する表現」、「無関心を表す表現」など、生活のなかで出てくるものばかりです。全部で1時間50分というボリューム感もちょうど良い。

日本語はありませんが、1文1文が短いので、英語の初心者でも対応できるでしょう。1日1章ずつ毎日練習すれば、かなりの表現をマスターできます。実用的でとてもお勧めの作品です。

英語で泣ける ちょっといい話

次のご紹介するのは「英語で泣ける ちょっといい話」です。英語学習で有名なアルクが提供しているオーディオブック。

英検3級、TOEICテスト400程度の初心者向けです。話す内容もゆっくりで、単語もわかりやすく発音されています。気をつけたい「-ed, -es, -s, -t, -ck」などの細かい発音も丁寧なので聞き取りやすくリスリングのレベルアップに繋がります

初めは理解できなくてもこれを聞いてうるっと泣けるようであれば、自身の英語の理解力の目安になるのではないでしょうか。癒されたい時、泣きたい時にもおすすめのオーディブルです。

再生時間は1時間以上ありますが20のストーリーがあり、1つのストーリーあたり2分〜5分程度なので通学・通勤時間などの隙間時間でも勉強ができる作品となります。

The Nutcracker

『The Nutcracker』は、中学生英語から勉強したい方には、おすすめです。ストーリーは、日本でもお馴染みの「くるみ割り人形」のお話です。

ナレーターMercedesが、可愛らしいメリーの声からローレン(くるみ割り人形)、ネズミの王様の声を演じ分けて語ってくれるので、誰の台詞かが分かりやすくなっています。

第1章がピアノのBGMが流れるバージョン、第2章はBGM無しになっていて、どちらも10分と隙間時間のリスニングにちょうど良い長さです。慣れてくれば、再生速度を1.2〜1.4倍にしてもみることも可能です。

Who are you? 」「Where is it?」「What is it?」など、中学の英語教科書で習うようなフレーズが会話文にたくさん出てきます。知っているフレーズでも、こうしてストーリーの中で聴くと、どのようなシチュエーションで使われるか、アクセントをどこに置いて発音するかよく分かり役立ちます

Animal Farm

『Animal Farm』は、SFの巨匠、ジョージ・オーウェルの作品です。人間に都合のいいように利用され疲労困憊の動物たちが、状況を変えるべく協力して立ち上がる。果たして、動物たちの描いたユートピアは成り立つのか!?

本作品は、1945年に刊行されたとても歴史の深い小説です。名作を味わいながら、リスニング力を鍛えることができるためおすすめです。

基礎的な単語や文法などで構成されているため、初心者でもリスニングに取り組みやすいですが、「turnip(カブ)」「tush(ちえっ!)」といったあまり聴きなれない単語も出てくるため、語彙を増やすこともできます。

収録時間は約3時間、チャプターは12にわかれています。1つのチャプターが約15分と短いため、初心者にとっても継続しやすいでしょう。

Goodnight smartphone

『Goodnight smartphone』は、簡単な単語や文法が学べるため初心者におすすめのオーディオブックです。


再生時間は約6分と短く、はじめの3〜4分程度は睡眠の重要さや、それに至るまでの方法などが、基本的な文法を織り交ぜながら述べられています。のこりはGoodnight 〜と、おやすみを告げたい物事が単語帳のように列挙されます。

快適な睡眠方法は、日本も外国もほぼ同じのようで、おおむね想像通りの文言が述べられています。普段使いのことばが英語になった場合に、どのように使われるかが学べ、英語初級レベルの人にも理解しやすい内容です。

基本的には簡単な単語で構成されていますが、まれに聴き慣れない単語が出てきます。が、前後の文脈から理解できるかと思います。また、気温の表記が日本とは異なり、華氏で述べられているところがあり、英語での気温表記についても学べるでしょう。

Who was Albert Einstein

『Who was Albert Einstein』は、タイトルの通り、ドイツ生まれの理論物理学者である、アルベルト・アインシュタインの人生について語られたオーディオブックです。

再生時間はおよそ1時間と長めではありますが、8つの章に分かれており、それぞれが5分から10分ほどで区切られているため、自分のペースで少しずつ聴き進めることができます。また、時系列がそれぞれのチャプターごとに進むため分かりやすく、戦争や環境問題など、とても考えさせられる内容なので、1時間はあっという間に過ぎるでしょう。

単語は基本的に中学レベル。ナレーション音声(男性)にはメリハリがあるため、ここが大切なポイントだな、というのが聴き取りやすいと思います。楽しみながらリスニング力をアップしたいという人に、おすすめのオーディブルです。

The Lion and The Mouse

『The Lion and The Mouse』は、ライオンとネズミの助け合いを通じて、良い行いはいつか自分に返ってくることを教えてくれる素晴らしいストーリー。英語初心者の方におすすめのオーディブルです。

単語やセンテンスは「I’m sorry」「go away」「help you」など、ほとんど中学生で学ぶものが多く、多少単語が聞き取れなくても大体のストーリーを簡単に把握することができます。文法も難しいものはなく、基本的に過去形、現在形、未来形で構成されています

英語は2つの単語の最後と最初の音が連結して違う音に変わることがあります。しかし、本音声は比較的ゆっくりで一つ一つの単語をはっきり発音しているため初心者の方でも聞き取りやすくなっています。

Encyclopedia Brown

『Encyclopedia Brown』(ドナルド・ソボル著)は、日本のアニメでおなじみのあの名探偵のアメリカ版ともいえるお話です。

父親を助け次々と事件を解決に導いていく少年のストーリーを、比較的簡単な単語と文法で追っていくことができます。話の中では、『Drink your milk!』の後に『He gulped』という表現が出てきますが、同じ『飲む』という意味でも大量に一気に飲む場合は『gulp』を使ったり、また『now』の代わりに『right this moment』を使ったりとニュアンスの違いによって異なる言葉を選ぶ一歩進んだ表現に触れることができます。

全体では2時間14分のお話ですが、4分から最大9分程度の10の事件簿に分かれているため、あまり長いストーリーを英語で追うのはまだ苦手という方にも1話完結で切り替えができるためおすすめです。

近年英語のリスニング試験では多様な発音の英語が使用されるようになってきていますが、警察署長のお父さんは少し癖のある話し方で収録されているため、標準的なアメリカ英語以外が聞こえてきても焦らないで聞くことの練習にもなるかと思います。

Abby in Oz

『Abby in Oz』はカナダ出身の作家、サラ・ムリノフスキの全米ベストセラーシリーズ『Whatever After』の特別編。「オズの魔法使い」をベースに少女アビーが物語の世界に入り込むというストーリーで、大人からこどもまで楽しめる内容となっています。

中学校で習う単語とリズミカルな会話で進行され、気楽に聴くことができるので、初心者におすすめ。発音も聴き取り易く英会話の勉強に最適です。

感嘆詞(ああ、やれやれ、など)はマイルドに設定されているため、こどもにも安心して聴かせられます。「Tornado(竜巻)」「Yellow Brick Road(黄色いレンガの道)」「Emerald City(エメラルドシティ)」など、オズの魔法使いならではの単語が聴きとれると更に楽しくなるでしょう。全編19章計3時間半と長編ですが、1章ずつ毎晩の読み聞かせに、英会話の勉強にと親子で一緒に楽しめるオーディオブックです。

【初心者におすすめのオーディオブック】日本でも書籍化されている本の原作を聴く

日本でも書籍化されているオーディブルなら、まずは日本語で内容をある程度理解しておくことが可能です。日本語で内容を把握したあとで英語を聴くことで、より英語学習が効率的に進むでしょう。

Who Moved My Cheese?(チーズはどこへ消えた?)

次におすすめするのは、『Who Moved My Cheese?』、日本では『チーズはどこへ消えた?』というタイトルで発売されている有名な本です。


本オーディブルは、英語スキル的に言うと初心者に難しすぎない内容でありながら、中級者以上でも十分に楽しめる本です。

話し手の英語は、低音ながらも聞きやすく、話し方もとても引き込まれるので、初心者でも「英語の音を聴きとる」といった点では難しくはありません。特にRとLの発音の違いがはっきり聞こえるので、耳を慣らすのにも向いていると感じました。

また、特に難しい単語は並んでいないので、意味を調べながらの勉強用としては、ビギナーレベルの人でも楽しめるコンテンツだと思います。

それに何より、内容が魅力的なのは外せません。英語を勉強しながら、人生の問題についてユーモアを以て学べる、という非常に魅力的な本です。

The Third Door(ザ・サードドア)

『The Third Door』は、世界18カ国で翻訳された全米ベストセラーの実話。19歳の大学生が、ビル・ゲイツを始め、世界的超有名人達にどうやって成功の一歩を踏み出したのかインタビューに挑んでいく内容です。

その過程で失敗し成長していく様子は8時間42分と大作で、ストーリーによっては朗読スピードが速くなります。それは、著者本人が朗読しているので、感情が含まれているためです。よってネイティブの会話がどのような場面で、どう話すのかを、耳で勉強できるので、すぐ真似できる会話がたくさんあります

それらの会話は、難しくない単語がほとんどで、世界的超有名人達からのアドバイスも聞ける貴重な内容となっています。多少分からない単語があっても、臨場感にあふれた内容なので、理解しやすい内容です。

As a Man Thinketh

『As a Man Thinketh』は、1902年に執筆されてから多くの人々に読み継がれてきたベストセラー。日本では「原因と結果の法則」という題目で翻訳されています。現代哲学の祖として知られるナポレオン・ヒルや、デール・カーネギーなどの作家に大きな影響を及ぼしてきた作品です。

全体で42分の長さですが、「Circumstances」「Success」「Vision」など7つのテーマに別れているため、すきま時間で聴くことができ、学習を継続しやすい作品となっています。また、「kaleidoscope」(万華鏡)といった普段聴きなれない単語も出てきますが、全体としては高校で習う範囲でカバーされており、筆者の主張も明確で理解しやすいでしょう。

なお、Kindle unlimitedに加入している人は無料で書籍を閲覧できるため、聞き取れなかった箇所を確認できるのもおすすめポイントです。

何より100年以上読み継がれてきただけあり、シンプルながら「はっ」と心を動かされる表現が多々あります。英語の勉強はもちろん、内容を理解できるようになってくると、自分の思考を見つめ直す良いきっかけになるかもしれません。「英語のオーディオブックは少しハードルが高いかも..」と悩む人も、まずは試してみてはいかがでしょうか。

【英語初心者におすすめのオーディオブック】名作を聴く

日本でも知っている人が多い名作は、原作が英語のことも多いです。英語版で繰り返し聴くことで理解できるようになったら、日本語とはまた違う感覚を味わうことができるでしょう。

Anne of Green Gables(赤毛のアン)

『Anne of Green Gables』は、日本でも人気の「赤毛のアン」です。

原作は1908年刊行の古い作品ですが、こちらは現代的で日常的な英単語で綴られた、子供向けのダイジェスト版です。しかも、Audible版は、さらにリスニングに適したように改変されており、台詞を中心にストーリーが展開。本の朗読というよりも、ドラマのようで非常にとっつきやすい1本です。

リスニングレベルとしては、英語にある程度親しんでいる人なら、楽しんで聴くことができるレベル。ドラマ仕立てなので、一語ずつ言葉を追うよりも、分かる部分からストーリーを追うほうが、かえって理解しやすい作品かと思います。総時間2時間35分とボリュームがあるので、完全な英語初心者には聴ききることが難しいかもしれませんが、「赤毛のアン」の物語を知っている人なら、繰り返し、楽しく聴きこなすことができるでしょう。

また、脳科学者の茂木健一郎さんが、高校生時代に原書で読み、英語力が飛躍的に高まったと語る「赤毛のアン」を、茂木さんの視点でひもとく『「赤毛のアン」で英語づけ』のAudible版もおすすめです。

中学校で習う英単語を習得されている方であれば楽しく学べます。ユニークなのは、シーンごとに「大事なことにはこだわっていい」「発想の転換が運命を変える」など場面を象徴する日本語のタイトルがつけられていること。英文の朗読に続き、日本語の対訳、茂木さんの解釈が加えられています

表現のキーとなる英単語の解説もあり、英語を再学習する方にも参考になることでしょう。ナレーターの藤谷文子さんの英語は、クリアで、長く聞いても負担になりません。約1時間10分です。

The Last Leaf

『The Last Leaf』は、「あの最後の葉が散ったら、私の命も…」というセリフで有名な作品です。音声は男性の心地よい英語の朗読で何度聞いても飽きません。

せっかくの有名な作品をぜひ原文で、と思っても洋書だとハードルが高く感じられますが、オーディブル版であれば気楽に聴くことができるでしょう。

英文を読んでいても知らない単語があると気になってなかなか先に進めないことも多いのですが、物語を聴くという形を取ることでサクサクと進んで、気づけばその世界に引き込まれてしまいます。

なんとなくあらすじを知っている作品であれば、ますますここではどんな表現がされるんだろうとワクワクしながら聞き進められますし、オーディブルにはスリープモードもついているので、童心に帰って寝る前の読み聞かせをオーディブルにしてもらってもいいかもしれません。

Flowers for Algernon(アルジャーノンに花束を)

『Flowers for Algernon』は日本語では「アルジャーノンに花束を」として書籍化されている作品。また2002年にはユースケ・サンタマリアさん、2015年には山下智久さん主演でテレビドラマ化もされているので内容をご存知の方も多いのではないでしょうか。

こちらは8時間超とボリュームのある作品ではありますが、主人公の手記がまとめられている形式で書かれています。そのため、英語で聞いていても話の流れが分かり易く、主人公が最初は6歳程度の知能という前提なので、最初の部分で出てくる単語は中学生英語レベルであり、内容を理解しやすいでしょう。

途中から主人公の知能が高くなるにつれて、使われる単語や言い回しが大人と同様になってきますので、そちらも勉強になります。

THE CAT IN THE HAT

次におすすめするのは、北米で大人気のDr.Suessの『THE CAT IN THE HAT』です。初心者向けですが、英語をある程度聴き慣れている方におすすめ。


まず、一度聴いてみるとそのテンポの良さに引き込まれていきます。子供向けの絵本ということもあり、難しい単語はほとんど出てきません。

特徴的なのは、Rhyme(韻)を踏んだ言葉でしょう。音楽やリズムに乗せて、歌うように物語が流れていき、同じ言葉が何度も出てきますので知らない単語であっても何度も聞くうちに覚えることができます。

英語を勉強する時に、話すテンポにまで手が回らない方は多いと思いますが、こういった本を何度も何度も繰り返し聴くことによって、耳が英語独特のリズムに慣れていきます。

また、スクリプトを用意して一緒に読む練習をすることによって、会話のリズムを掴むことができると思います。

本の中で使われている単語自体は、どちらかというと中級レベルですが、リズム感、抑揚があるため、リスニング初心者の方でも頑張って聴くことで、中級者に近づくことができるでしょう。

The Wonderful Wizard of Oz

『The Wonderful Wizard of Oz』 は、アメリカ文学で最もよく知られた本の1つであり、世界中で翻訳されていて、ミュージカル映画にもなっています。


関係代名詞や仮定法などの高校レベルの文法が使われているものの、単語は中学〜高校レベルでさほど難しくなく、ストーリーも分かりやすいため、ストレスなく聴き進めていける作品です。

また、文語的ではなく、登場人物同士の会話文も多く、日常的に使われる表現も多く含まれています(例えば「There’s a cyclone coming」といった、省略かつingを使った臨場感のある表現)。そのため、シャドーイングにぴったりの内容で、そのまま覚えて、スピーキング・リスニング力のアップにもつながるでしょう。

約4時間でボリュームはありますが、感動的なストーリーで老若男女に愛される作品ですので、楽しみながら英語を学びたいという方にとてもおすすめです。

The Restaurant of Many Orders

『The Restaurant of Many Orders(注文の多い料理店)』は、宮沢賢治の有名な作品。再生時間は10分49秒と短めで気軽に聞くことができるので、英語初心者の方にもおすすめです。

物語は基本的に簡単な単語で構成されています。「grimly(険しい顔をして)」や、「trembling(震えている)」、「greasy(脂ぎった)」など、難易度の高い単語も出てきますが、一文が短いため、わからなくてもつまずかないで聞くことができるでしょう。

ストーリーは会話中心に進むので、「what on earth(一体全体なんなんだ)」といったフレーズなど、日常会話で使える表現も登場します。初心者がいきなりドラマや映画などの会話を聞き取ることは難しいと思いますが、会話でよく使う表現を聞き取れるゆっくりした速度で楽しみながら学ぶことができる、おすすめのオーディブルです。

【英語初心者におすすめのオーディオブック】映画の原作を聴く

一度見たことのある映画なら、ストーリーを把握しているため、リスニング初心者でもなんとなく雰囲気が掴めるはず。そんな映画の原作のオーディブルをここでは紹介します。

Charlie and the Chocolate Factory(チョコレート工場の秘密)

『Charlie and the Chocolate Factory(邦題:チョコレート工場の秘密)』は、言わずと知れたロアルド・ダールの名作です。2005年には映画化もされました。


朗読家の熱演もさることながら、所々で使用されているBGM・効果音が聴き手を物語に引き込みます。テンポよく進む朗読はまるで「聴く映画」。映画を観たことがなくても、物語の情景が頭の中に浮かんでくることでしょう。

発話スピードは物語に合わせて速くなったり、遅くなったりと抑揚があり、少し聞き取り難い箇所もあるにはあります。とはいえ、難しい単語は使われておらず、なにより聴いているのが楽しいので、英語学習初心者にとって触れやすい作品であることは間違いありません。

このオーディブルは章分けされており、一番長いものでも15分ほどなので、まとまった時間が取れない人にもぴったりな作品です。

The Devil Wears Prada

『The Devil Wears Prada』は、2003年に刊行されたアメリカの小説。2006年には映画も公開され、日本でも大人気となった「プラダを着た悪魔」です。

約14時間あるオーディオブックですが、話し手の発音がとても聞き取りやすいので、リスニングの学習におすすめです。また、抽象的な表現も少なく、難しい単語は使われていないので、英語初心者の方でも理解しやすい内容となっています。

映画をご覧になったことのある方は登場人物を知っているため、情景が想像できる点もポイントです。

映画と異なった部分もありますが、概ねの方向性は同じとなっています。「プラダを着た悪魔」を一度見たことがある方であれば、英語に抵抗のある方や初心者の方、リスニングが苦手な方でも、英語学習を取り組みやすいですね。

Different seasons

『Different seasons』は、名作映画「スタンド・バイ・ミー」「ショーシャンクの空に」の原作を含む4つの中篇作品で編成されています。

有名映画の原作が掲載されているため、非常に親しみやすく英語力のレベルアップに導入しやすい教材。オーディオブックをより理解するために、まずは映画の方を見ておくことをおすすめします。映画を通じてイメージを構築した後に原作を聞くことで、映画では表現できなかった深い部分まで理解できるでしょう。

使われている単語はそこまで難しいものはなく、ナレーターの方が感情をこめて少年らの会話を読み上げているため、会話の聞き取りの練習にもなり、ストーリーを楽しみながら英語力を向上させることができます。

Eat, Pray, Love

『Eat, Pray, Love』は2010年に映画化されていて、特に女性にとって楽しめる内容担っています。

オーディブルでは、著者のElizabeth Gilbertによる朗読を聴くことができた点もモチベーションが上がる点の一つ。落ち着いた、エレガントな声によるアメリカ英語の発音で、長い間聴いていても心地の良い作品です。

使われている語彙や表現は英語初心者には難しいと思うかもしれませんが、映画を見たことがある人や原作を読んだことがある人であれば、英語の音と情景がイメージできるはずです。また、朗読速度0.75×であれば、聞き取れる英語も増えると思います。

英語学習では、特に初心者にとっては、学習のモチベーションをキープするのが大変だということをよく耳にしますが、オーディブルで自分の好きな映画や本を学習教材とすることで教材自体を楽しみながら英語を学ぶことができるのではないでしょうか。

The Elephant Man

『The Elephant Man』は、姿かたちも醜くまさにゾウのような姿をした男が、ある医者に出会い様々な経験を経ていくストーリー。実話に基づいており、映画化もされています。当時の時代やルッキズムについて考えさせられます。

難しい単語や文法もなく、フレーズが繰り返されることが多いので、英語初心者の方におすすめです。また登場人物や環境の背景を細かく語ってくれるので、話のイメージも掴みやすいです。ストーリー自体はテンポよく進みますが、シンプルで少し淡泊なので中学生向けといえるでしょう。

Chapterが7つに構成されており、トータルで50分ほど。繰り返し聞いて耳を鳴らすのに、取り組みやすい長さです。また文章がコンパクトなため、シャドーイングの練習にもピッタリなオーディオブックです。

【英語初心者におすすめのオーディオブック】その国や街のことを知る

New Yorkers: Sort Stories

NYに暮らす人々の日常をユーモアたっぷりにまとめあげた『New Yorkers: Sort Stories』も初心者の方にぴったりの一冊です。

物語ではさまざまなニューヨーカーの日常がとてもコミカルでチャーミングに表現されており、思わず笑ってしまう程物語に引き込まれてしまいます。

文章はシンプルな英文構成なので、初心者の方も物語の内容が理解できて楽しみながらリスニング力が身に付きます

1つの物語は8分から10分の短いストーリーなので、反復してヒアリングしながらの発音練習にもぴったりです。聴き重ねる事で英語の基本的な文法も理解する事ができるでしょう。

また、NYをご存知の方には景色の描写が細かいので、イメージしながらストーリーを楽しめるという魅力ある作品です。

Goodbye, Mr.Hollywood

『Goodbye, Mr.Hollywood』は、カナダの観光地が舞台のお話です。美しい街、ウィスラーのカフェで朝食をとる、トラベルライターのニック。

そこに現れる不思議な美女。その出会いの後、ニックの身に降りかかる様々な出来事の真相を追っていきます。

物語が進むにつれてハラハラする、最初から最後まで飽きさせないストーリー展開で、
次はどうなるのだろう?とどんどん世界に引き込まれます。

朗読スピードは比較的ゆっくりで、文章を区切りながら読んでくれるので、リスニング学習初心者の方にぴったりの一冊です。

日常で使われる単語やフレーズが多く、短い文章がほとんどです。
その為、英文法を一通り学習済みで、中学生レベルの英単語を理解していれば、ストレスなく聴くことができるでしょう。
また、主要登場人物が少なく、会話がメインでとても聴きやすいです。

約1時間の短編なので、英語学習初心者の方にちょうど良いボリュームかと思います。

Introducing Japanese culture

次におすすめするオーディブルは「Introducing Japanese culture」です。


おすすめできるポイントは3つあります。

1つ目は、発声スピードが比較的ゆっくりで、ハキハキとした発音なところです。標準再生スピードでも聞き取りやすいので、初心者の方にぴったり。

2つ目は、日本の文化を題材としていることです。題材は日本人にとってお馴染みの内容なので、分からない単語が出てきても前後の文脈でなんとなく理解できます。

3つ目は、一つのエピソードが短いことです。大体どのエピソードも2分以内に終わります。電車で一駅分だけ聴く等、短い時間でも学習に取り組みやすいですね。

英語初心者の方は、このような簡単な教材で自信をつけて、一歩ずつステップアップすると良いでしょう。

日本語の英語学習オーディブルもおすすめ

洋書のオーディオブックもおすすめですが、いきなり洋書はハードルが高いという方もいらっしゃるかと思います。そのような方には、日本語の英語学習オーディオブックがおすすめです。

起きてから寝るまで英語表現1000

私が聴いたのは「起きてから寝るまで英語表現1000」という本で、これは日本語から英語の順で英語が流れるので、聞き流すだけで英語が理解できます。

この本で使われている英語表現は、私の普段の生活に近いものが多く、とても親しみやすかったです。

それぞれ「単語」「体の動き」「つぶやき」「1-Turn Dialogue」「Skit」の順になっているので、項目ごとの内容量は多めに感じました。

最初から最後まで英語のみで聴くこともできますし、日本語の後に英語で聴けるパターンもあります。

英語だけで聴いた場合は、もし単語の意味が分からなかったら予測しながら考える良いトレーニングになります。日本語の後に英語が流れる方を聴くと、意味がすぐに理解できるので暗記がしやすいと思います。

どちらの場合でも「聴こえた英語をすぐ口に出して真似てみる」ことで、聴くだけではなく話す練習にもなるのでおすすめです。

自分のことを英語で伝える!基本フレーズ80

『自分のことを英語で伝える!基本フレーズ80』も英語初心者におすすめのオーディオブックです。

この本には、自己紹介する時に必要な80のフレーズが修められています。それぞれのフレーズごとに、例文が10個ほど紹介されており、自分にぴったりの英語表現がそのまま見つかります。例えば「私は一人っ子です」という例文もあれば、「私には兄弟がいます」という例文もあります。フレーズ全てが、日常生活で使うけど、なかなか出てこないものばかり

おすすめの勉強法は、まずは教科書を読んで英文を確認し、後は、オーディブルを聴き続けるシンプルな方法です。オーディブルには、日本語の収録はないので、効率よく英文を聞くことができます。何度も繰り返すことで、英文を日本語に変換せずに、英文そのものを頭で理解できるようになります

セリフで覚える! 声優英単語帳〔基礎編〕

次におすすめするのが、『セリフで覚える! 声優英単語帳〔基礎編〕: 声優英単語帳』です。


「お前はもう死んでいるー」
「おなかが空いたけど、この草食べられるかな?」

など、勉強を楽しくする親しみやすい例文と単語が収録されており、1単語ずつ声優さんのセリフと正しい発音方法がセットになっています。

単語帳を開いているというより、アニメを観ているような雰囲気で、頑張れば1時間に200単語をマスターできます

英語の勉強にありがちなネイティブの先生が話すスピードに合わせて、頑張って聞きとらなくてはいけないと言う先入観。オーディブルでは聞きとれなければ再生速度を遅くすることも可能です。そうすることで、通常の配信系動画では学べない正しい発音のしかたが学べます。

高校入試レベルの単語を覚えたい、単語帳を作るのは苦手、アニメや2ちゃんねるが好きという方におすすめです。

コレ英語で言ってみよう! [完全バージョン]

『コレ英語で言ってみよう! [完全バージョン]』は、日常会話で頻繁に使われる会話表現を毎日1つずつ学ぶことができます。

1章から12章までの1カ月区切りになっており、1日1文の発音と意味、解説が約30秒にまとめられており、テンポもよくわかりやすい英語学習本です。

最初は簡単な単語の組み合わせや聞いたことのある表現が続くので、1日1文では物足りない感じですが、進めていくにつれだんだん難しくなっていくので、継続するためには、無理せず1日1文を習慣にする方が良いでしょう。

使えそうな表現、使いたくなる表現が多く、解説も簡潔でとにかくテンポが良いので、楽しく自然に英会話が身に付きそうです。

聞き流すだけで英語をマスター:役立つ日常英会話

『聞き流すだけで英語をマスター:役立つ日常英会話 』は、1文ごとに日本語と英語を交互に読み進めていくタイプのもので、英語初学者にはとても勉強しやすいものとなっております。

全体のボリュームは1時間程度です。音声はとてもゆっくりなのですが、再生速度は3.5倍まで調節できるので、ご自身のレベルに合わせて速度を上げて聴くことをおすすめします。

構成としては、12章に分かれており、それぞれ英文のジャンルが異なります。1つの章は5分程度で、日本語と英語を交互に読むパートの後に、英語だけで読むパートがあります。後半のパートはテスト感覚で聴けるので、効率的な勉強ができると思います。

また、シャーロックホームズの一部、ジョーク、旅行会話といった形で様々な状況における英会話を学べるのもこのオーディオの特徴です。

洋書のように英語だけ読まれても分からない!といった初心者の方は、このような本から始めてみることをおすすめします。

30日で英語が話せるマルチリンガルメソッド

『30日で英語が話せるマルチリンガルメソッド』は8か国語を短期間でマスターした語学習得のプロによる著書です。

このオーディオブックは「日本にいながら英語力を実用的なレベルに引き上げるためには、ある時期”集中的”に英語に向かいあうことが必至である」この考えをベースとして、最初の30日間の英語への取り組み方を実践的なメソッドで指南しています

学習時間は1日30分(15分×2回)と忙しい人でも十分捻出できます。30日間の前半はインプット中心、中盤から後半にかけてはアウトプットと反復練習を徹底的に行うことにより英語脳を作りあげていきます。

特典教材(テキストと音声のダウンロード)の内容も充実しており、英語習得へ向けて一気に弾みをつけたい方の「最初の一歩」に最適な教材だと言えるでしょう。

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アマゾンのオーディオブック(オーディブル)を使った英語勉強法やおすすめのオーディオブックを紹介しました。

今なら、通常1ヶ月間1500円のところが、1ヶ月間無料となっていますので、この機会にぜひ、オーディオブックを使った英語学習にチャレンジして、英語が聞ける自分を目指してみてはいかがでしょうか?

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