こんにちは!カナダからaikaです!
今回は、カナダワーホリ中に私が働いていた、『マッサージの仕事』についてシェアさせていただこうと思います。
カナダにワーホリに来て、『なにか新しいことを探している』『マッサージの仕事に興味がある』という方々の参考になれば嬉しいです。
目次
マッサージの仕事には2つのパターンがある
私が働いていたのは、バンクーバーのちょっと高級な住宅街エリアにあるタイ古式マッサージのエステ・マッサージスパ。引越しのため泣く泣く退職したのですが、それまで3年半お世話になりました。
私が働いていたマッサージ店での仕事についてご紹介する前に、まずはカナダでのマッサージの仕事には、2つのパターンがあることを説明しておきます。
1つは、RMT(Registered Massage Therapist)という資格を取得し、保険適用でおこなう医療的なマッサージです。
こちらは各州が認可する学校のプログラムを修了し(大体2年のところが多いです)、資格試験に合格する必要があります。
もう1つは、マッサージスパと呼ばれるエステ的なマッサージです。
RMTのマッサージ屋でなければ、資格がなくてもマッサージの仕事に就くことができ、私もこのエステとしてマッサージを提供しているお店で働いていました。
マッサージの仕事の見つけ方
私は『クレイグスリスト』の求人欄でマッサージの仕事を見つけました。
履歴書を添付したメールを送るとすぐに面接に呼ばれ、簡単な実技テストをおこなったあと、ありがたいことにその場で採用していただけました。
その頃私はエステ全般の専門学生だったのですが、マッサージの経験は学校で数日学んだだけで、生徒同士で練習していた程度です。
バンクーバーでは人手が足りていないのか、常にセラピストが募集されています。中には未経験でもOKのスパもあります。
私もタイ古式マッサージは全くの未経験でしたが、ボスや先輩たちがしっかりトレーニングしてくれました。
私が入った当初はタイ人、カナダ人、インドネシア人のセラピストが在籍しており、ベッドは全部で8台の中型スパでした。
バンクーバーは移民が生活しやすいだけあって、本当にさまざまな国の人と出会え、一緒に働く機会がもてます。
ワーホリの方で仕事を探す際は、日本語のJPカナダというサイトの求人欄をチェックする方が多いと思います。
よくマッサージスパの求人募集が出ていますし、未経験OKというのもよく見かけます。
ただし、日本語のサイトは、まだ英語に慣れていない方には取っつきやすい反面、日本人が多く在籍している可能性も高いです。
「せっかくカナダに来たのだから!」と、日本人コミュニティ以外で働いてみたいという場合は、私のようにクレイグスリストをチェックしてみることをオススメします。
仕事をしながら英語を学べますし、何より多文化に触れられて楽しいですよ!
求人広告が出ていなくても、お店に直接、履歴書を持って行くのもよくある方法です。
最初は緊張してなかなか勇気が出ないかもしれないですが、お店の方は結構慣れています。タイミングが合えば面接に呼ばれることもありますので、どんどん挑戦していってほしいです!
マッサージの仕事のお給料はどれぐらい?
お客さんがお支払いしたサービス料金の、何パーセントというのがお給料になります。加えてお客さんが払ったチップは全額いただけました。
このコミッションの割合はお店によってさまざまですが、20%〜45%というのが相場かなと思います。
チップはサービス料金の15%~が相場とされていますが、もちろんチップをまったく払っていかないお客さんがいれば、びっくりするほどチップを置いていくお客さんもまれにいます。
そう考えると、平均で18%くらいだったかなと思います。
どちらにしても、自分の働きに対していただけるチップは、セラピストたちの大事な収入源ですし、とてもありがたいですね。
お店によっては時給でお給料が出るところや、中には時給と歩合と、最後に集計して高い方を給料として出してくれるところもあります。
どのくらい稼げるかと一言で言うのはとても難しいですが、私の場合はレストランでサーバーとして働いていた時よりは短時間で稼げました。
これは忙しいお店か、ゆったりなお店かによっても変わってきますし、歩合率がどのくらいかにもよります。
お客さんから指名をもらえるかにもよるので、お店を選ぶときは立地や、在籍しているセラピストの雰囲気、お店の雰囲気を見て決めるのがいいと思います。
私がマッサージのお仕事をしていて良かったなと思う点
マッサージの腕がどんどん上がっていって自分のことを「ボディワーカー」と名乗れたことはもちろんですが、それ以外にも
- お客さんに感謝される、感謝が直接見えやすい
- 腕一本で食べていける
- 仕事に困らない(観光地だったら尚更!)
- チップをもらえるので常に現金が手元にある
ということが挙げられます。また、頻繁に来てくれる常連さんも多数いて、友達のような関係が築け、今も連絡を取り合っているような人たちもいます。
また、普段では出会えないような職業の方々、住む世界が違う!というような方々とたくさん知り合え、いい意味で価値観を壊されました!
マッサージのお仕事のマイナス面を強いて言うならば…
- 怪我や病気などをしたら仕事ができない
- 割と重労働なので、セラピストはほとんどみんなものすごく体が凝っています
- お客さんとの距離が近いので、風邪などをうつされたりすることも…
- 週末の休みを取りにくい、長時間拘束されることも多い
- 暇なときは待機時間が長い場合もある
あとごくまれに、マッサージというだけで性的サービスと勘違いして来る方、電話で問い合わせてくる方がいますので、そういう場合はハッキリとNO!と言いましょう。
まとめ
ワーホリで来ている方々でマッサージのお仕事をしている人は結構いました。
割と初心者でもきちんとトレーニングをしたらすぐに仕事にできる分野だと思います。
もちろん簡単ではありませんし、色々な心身の悩みを持った方々も多く来ます。
持病があったり過去に大きな事故をしていたり、そういった方々に満足してもらうためには日々の勉強、練習はかかせません。
ただしその分、自分のマッサージを気に入って常連になってくれたり、友達を紹介してくれたり、チップをはずんでくれたり、リターンも見えやすいのでやる気につながります。
人間の体って、本当に奥が深いです。メンタルとも大きくリンクしているのがわかってくるし、ケアをすればするだけ、変わっていきます。
そういうことに興味がある方だったら、マッサージの仕事は面白いと感じると思います。
友達や家族などにしてあげたら喜ばれますし、なによりも「リラックスできた」「楽になった」「ありがとう」と直接言っていただけるのは大きなやりがいを感じます。
少しでも興味がある方には是非挑戦してみてほしいです!
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