ワーホリ(ワーキングホリデー)に行くにあたって、お金や銀行口座の管理をきちんと行っておく必要があります。
ワーホリ中に日本で引き落とされるお金の管理やネットバンキングの設定、ワーホリ後の現地通貨の送金など、準備しておくことがたくさん。
この記事では、『ワーホリ中のお金の管理』について解説します!
※サムネイル画像はrawpixelによるPixabayからの画像です。
ワーホリに必要なお金の管理
ワーホリでは、長期間海外に滞在する方がほとんどかと思います。
当記事では、以下の3つの項目に分けて解説していきます。
- ワーホリ前にやっておくべきこと
- ワーホリ中にやるべきこと
- 帰国前にやるべきこと
ワーホリ前にやっておくべきお金や口座の管理
ワーホリに出発する前には、以下の管理をやっておきましょう。
- ワーホリ資金と日本で必要なお金をわける
- クレジットカードを用意する
- クレジットカードに紐づいている銀行のネットバンキングを開設する
それぞれ解説していきます。
ワーホリ資金と日本で必要なお金をわける
まずは、ワーホリに必要な資金と、日本で必要な資金を分けましょう。
ワーホリに必要な資金は、国や期間などによって人それぞれ異なるため、ご自身が行く国のワーホリにどれぐらい費用がかかるのかを計算しておきましょう。
日本の銀行口座に残しておくべき資金には、主に以下のようなものがあります。
- 海外キャッシングやクレジットカードから引き落とされる日本円
- ワーホリ中に引き落とされる携帯電話料金
- ワーホリ中に引き落とされる奨学金
- 帰国後の生活に必要な資金
たとえば、1年間のワーホリに行く場合、以下のような資金の振り分けが考えられます。
- 【総資金:130万円の場合】
- ワーホリ資金(オーストラリア1年間):60万円(海外キャッシングやクレジットカードの引き落としを含む)
- 日本の携帯電話料金の月額利用料(本体料金の割賦払いが毎月3,000円ある場合):36,000円
- 帰国後の生活に必要な資金:60万円
そのため、日本の銀行口座を2つ用意しておくと便利です。
そして、その銀行口座それぞれに紐付けたクレジットカードを用意しましょう。
クレジットカードについては、次の段落で解説いたします。
クレジットカードを用意する
ワーホリには、クレジットカードが必要です。
クレジットカードを持っていない、またはワーホリにおすすめのクレジットカードを知りたいという方は、以下のリンクからどうぞ。
ワーホリに必要な資金をすべて現金で持って行く方はいないと思います。実際に現金で持って行くお金は、5万円ほどでも大丈夫でしょう。
残りは、クレジットカードが紐づいた日本の銀行口座に。現金が必要な際は、海外キャッシングを利用して現地通貨を引き出しましょう。
また、そのクレジットカードに紐づいている銀行口座のネットバンキングを開設しておくことが重要です。
次の段落でネットバンキングの開設方法について解説いたします。
クレジットカードに紐づいている銀行のネットバンキングを開設する
ネットバンキング(オンラインバンキング)とは、インターネットに接続されたスマートフォンやPCから、残高照会や振り込みなど、銀行のさまざまなサービスが利用できるものです。
クレジットカードの引き落としや、日本で引き落とされた金額や残高を把握するために、必ず開設しておきましょう。
おすすめは、『楽天銀行』です。楽天銀行はそもそもネットバンキングしかありません。ネットバンキング開設時にクレジットカードの楽天カード
また、ワーホリに持っていくクレジットカードでおすすめの『
ワーホリ中に必要なお金の管理や現地口座の開設
海外で長期間生活をするためには、現地銀行口座の開設が必要です。
- 現地についたら、現地で銀行口座を開設しよう
ただし、現地で仕事をしない方は、特に銀行口座の開設は必要ありません。
現地で仕事をして、現地通貨でお給料をもらう方は、到着したらすぐに現地の銀行口座を開設しましょう。
オーストラリアとカナダの銀行口座開設方法については、ワーホリGOでも解説していますので、参考にしてください。
オーストラリアの銀行口座開設
オーストラリアの銀行口座の開設方法を以下の記事で解説しています。
https://workingholidaygo.com/australia/infomation/australia_bank
カナダの銀行口座開設
カナダの銀行口座の開設方法を以下の記事で解説しています。
https://workingholidaygo.com/canada/bank
ワーホリ帰国前
- 現地銀行口座を閉じる
- 現地通貨を日本へ海外送金する
それぞれ解説していきます。
現地銀行口座を閉じる
ワーホリを終えて、その国を離れる際は現地で利用していた銀行口座を閉じる必要があります。
また、学生ビザでまた滞在するなど、銀行口座をまた利用する可能性のある方は、閉じる必要はありません。
ただし、銀行によっては、一定期間の利用がないなど、さまざまな条件で強制的に口座を閉められることもあるので、ご自身が使っている銀行を確認しておきましょう。
現地で稼いだお金を日本へ送金する
ワーホリから帰国前、現地で稼いだお金が余っているという方で、持ち出し可能金額を超えているという方は、日本へ海外送金をする必要があります。
海外送金の方法には、以下の方法があります。
- 利用している銀行の海外送金システムを使う
- トランスファーワイズで海外送金する
- 仮想通貨(暗号通貨)を購入する
銀行の海外送金は、手数料と時間がかかるため、一般的にはトランスファーワイズが利用されています。
それぞれの海外送金方法は、以下の記事で詳しく解説しています。
海外送金の方法(準備中)
【まとめ】ワーホリ中のお金の管理。銀行口座管理・クレジットカードの引き落とし
以下のようにワーホリに必要なお金の管理について解説してきました。
【ワーホリ前のお金の管理】
- ワーホリ資金と日本で必要なお金をわける
- クレジットカードを用意する
- クレジットカードに紐づいている銀行のネットバンキングを開設する
【ワーホリ中のお金の管理】
- 現地で銀行口座を解説する
- 海外キャッシングをした場合は繰り上げ返済をおこなう(利息を節約したい場合)
【ワーホリ帰国前のお金の管理】
- 現地銀行口座を閉じる
- 現地通貨を日本へ海外送金する
これらをおこなうことで、帰国後の不安を軽減し、ワーホリを快適に過ごせるでしょう。
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