【2019最新】オーストラリアワーキングホリデービザの申請方法・発給期間

現地の語学学校に通ったり、また働くことができるワーホリ(ワーキングホリデー)ビザは、現在、オーストラリアを含め16ヶ国が加入しており、若者の海外進出をサポートしています。

「ワーキングホリデービザを利用してオーストラリアに行こう!」と決め、夢を膨らませている方へ、オーストラリアワーホリのビザの取り方、取得条件など、これを見ればすべて解決!という情報をお伝えしたいと思います。

2019年から新しく変更になった点

2019年からオーストラリアワーキングホリデービザに関して以下のような大きな変更点がありましたので注意してください。

英文残高証明が必要になった

ビザ申請費用が$485に変更(円換算は移民局のレートによる)

オーストラリアワーホリビザについて簡単にまとめると

オーストラリアワーホリビザについて、ざっくりまとめました。詳しくは、次の段落からご覧ください。

  • ビザ申請可能年齢は18〜30歳まで
  • 申請・発給時にオーストラリア国外にいること
  • ビザ申請費用は450 485豪ドル(2019年8月現在)
  • ビザ取得から1年以内にオーストラリアに入国する必要がある
  • 滞在期間は1年、条件を満たせば最長3年

それでは、次の段落からオーストラリアワーホリビザについて詳しく解説していきます。

オーストラリアワーキングホリデービザの目的

ワーキングホリデービザは18歳から30歳までの協定を締結している国の国民に対し、12ヶ月間オーストラリアで休暇の機会と、その資金を補うための一時的な就労の機会を与える制度です。

留学したいけど資金があまりない、働きながら現地の生活をしてみたいという方にとくにおすすめ。

また、オーストラリアは、一番初めにワーキングホリデービザが導入され、毎年多くの若者が訪れている人気の国です。

オーストラリアワーキングホリデービザの条件

ワーキングホリデービザの条件は以下の通りです。

  • オーストラリアに初入国した日から最長12ヶ月まで滞在可能(政府指定の労働をすることでさらに12ヶ月の延長が可能)
  • ビザ有効期限内は出入国が何度も可能
  • 同一の雇用主の元で12ヶ月間まで労働できる※
  • 就学またはトレーニングが最高4ヶ月まで可能

※2017年に可決した法律。ただし、後半の6ヶ月は前半の6ヶ月とは異なるロケーションでなければならない、という条件付きです。つまり12ヶ月間同じ会社の同じ支店では働けないが、同じ会社の2つの支店を6ヶ月ずつに分ければ働いても良いという事になります。

オーストラリアワーキングホリデービザ対象者

ワーキングホリデービザの対象者は以下の通りです。

  • 申請日、ビザ発給日ともにオーストラリア国外にいること。(オーストラリア国内では申請できません。)
  • ワーキングホリデービザ申請対象国の有効なパスポートを保持していること
  • 申請日に18歳以上31歳以下であること。取得後であれば、31歳になっていても入国可能
  • 扶養する子供が同行しないこと
  • 人物審査及び健康診断の条件を満たしていること
  • オーストラリア滞在中、十分に生活の出来る資金を所持していること(およそ豪5,000ドル)※
  • オーストラリアの価値観を尊重し、オーストラリアの法律を順守すること

残高証明を要求されることはほとんどなく、実際には20〜30万円ほどで渡豪する人も多いです。

オーストラリアワーキングホリデービザの申請方法

留学斡旋の会社などに代行手続きを依頼することもできますが、ビザの申請はとても簡単なので、経験のためにもご自身で取得することをお勧めします。

海外に出たら、基本的には一人です。人に頼ることも時には必要ですが、できることは自分でするという心構えをしておいた方が、海外生活をスムーズに過ごすことにもつながっていくでしょう

大使館のホームページからオンラインで申請することが可能です。

ビザ申請に必要な物

オーストラリアのワーホリビザを申請するために必要なものは以下のとおりです。

  • 有効なパスポート(有効期間が滞在予定期間を満たしたもの)
  • クレジットカード(申請料金450豪ドルはクレジットカード決済のみ。本人名義でなくてもよい)
  • 使用可能なメールアドレス
  • PCまたはスマートフォン
  • 英文残高証明証

※別途ImmiAccount (イミアカウント)を取得しておくと、ビザの申請状況の確認が可能です。

ImmiAccountの取得方法

下記オーストラリア移民・国境警備省が運営しているオンラインシステムにアクセスし、Create ImmiAccountをクリックし、順に進んで必要事項を入力。

http://www.border.gov.au/

ビザ申請のサイト

http://www.border.gov.au/Trav/Visa/Appl/Working-holiday

申請画面の大まかな流れは下記の通りです。

  1. Start First working Holiday Visa Applicationから申請手続き開始
  2. ImmiAccountでUser Name /Passworkを入力してログイン
  3. オーストラリアに生活することの大切さや個人情報を入力する画面が何枚か続く
  4. 健康に関する宣誓
  5. 人格に関する宣誓
  6. もう一つ宣誓
  7. 最後に入力した情報の確認画面が表示される
  8. Transaction Reference Number (TRN)が表示されるので、メモしておきSubmit Now
  9. ビザ申請料(440豪ドル)支払いの画面。クレジットカード情報を入力し、Submitを押して終了

申請後に指定したメールアドレス宛に、「申請を受け付けました」というメールが送られてきます。

ビザ申請後の流れ・発給までの期間

ビザ発給通知書(Visa Grant Notification)は申請時に指定した方法(E-mail/郵送)で届きます。発給までの期間は、健康診断がなければ、早ければ即日から2週間程度で届いているようです。

尚、取得状況はImmiAccountからもビザ発給の書類を確認することができます。

電子上で許可されるビザのため、入国の再、入国審査官にパスポートを提示するだけで大丈夫です。

ただし、念のためビザ発給通知書のコピーは持っておいて下さいね。

渡豪前の準備と心構え

ビザを待っている間に、語学学校や滞在先の手配、飛行機の準備をしましょう。

代行手数料なしで、すべて手配してくれる斡旋会社もありますし、インターネット環境があれば、自分で語学学校の手配をすることも可能です。依頼すれば、現地の語学学校がホームスティ先も手配してくれる場合もあります。

ホームステイをされる方は、日本の文化を紹介できるような本や、日本のお土産などを用意しておくと、ファミリーとの会話が盛り上がりますよ。

お客様という位置づけではなく、ファミリーの一員として自分のことは自分で行い、時にはファミリーを手伝うという心持で滞在したほうが、ファミリーにより早くなじめると思います。

せっかく、オーストラリアに行く!という決意をしたのですから、現地でしか体験できない生活を送れるようにいろいろなことにチャレンジしてくださいね。きっと、その経験はあなたの人生の宝物になること間違いなしです。

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この記事を書いた人:藤田啓介

ワーホリGO編集長。31歳になる直前でオーストラリアワーホリビザを取得し、ほぼ1年後にオーストラリアへ。つまり本当のギリホリ!オーストラリアでのワーホリ経験や、オーストラリア在住者から話を聞きながら、オーストラリア情報をお届けしています。

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