ワーホリGOをご覧のみなさまこんにちは、スペインワーホリ中(2020年2月現在)のNattieです!
スペインでは語学を勉強しながら仕事に遊びに、陽気でよく笑うスペイン人達と美味しいご飯に魅了されてはや9ヶ月。日々とても充実して過ごしています。
この記事では、スペインワーホリを考えているあなたに、私がスペインワーホリ中に経験した4つの仕事、『日本語教師』『ウェイトレス』『ショップ店員』『文字起こしスタッフ』について、仕事を得た経緯やお給料などをシェアさせていただきます!
目次
スペインワーホリの仕事、お給料について
仕事についてお話する前に、スペインのお給料事情についてですが、スペインでは時給というものがなく、労働時間の契約に基づいた月給が基本となります。
私はスペインで4つの仕事を経験しているのですが、まずはそれぞれの仕事の月給を紹介しておきます。(1€=約120円:2020年2月現在)
- 日本語教師:€80(約9,600円)/月(週2時間)
- ウェイトレス:€850(約102,000円)/月(週30時間)
- ショップ店員:€750(約90,000円)/月(週30時間)
- 文字起こしスタッフ:€300(約36,000円)/月(週10時間)
それでは、私の経験した仕事についてそれぞれご紹介していきます!
日本語教師(語学学校)/5月〜10月
日本語教師の仕事は、求人アプリの『Job Today』を通して見つけたものです。英語で面接を受け、前任の方が辞めてしまったためすぐ始めて欲しいということで、すぐにスタート。
内容は、週1時間のプライベートクラスを、2クラス分行うというものでした。
テキストがあり、それに沿った説明、一緒に練習問題をするというもので、授業中の言語は、日本語・英語を通して行っていました。
各週1課進めていったので、自身の準備として、内容の事前確認、飽きさせないためのテキストの進め方の順番、それをスペイン語でも説明できるように、単語のチェックを主に行いました。
生徒2人とも優しい性格で、また語学以外にも日本文化に興味があったため、とてもアットホームな環境で仕事をすることができました。
一緒に働くスタッフたちも皆親切で、各授業の度、私の手応えや感想を確認してくれました。
ウェイトレス(日本食レストラン)/5月〜12月
この仕事は、『エスハポン広場』という、スペイン日本コミュニティーサイトで見つけました。
日本人とスペイン人夫婦が経営しているレストランで、面接は日本人ボスと日本語で行いました。
週25〜30時間という契約で、さらに嬉しいことに、語学習得中の私をお客さんと話せるカマレラ(ウェイトレス)として採用してくれたため、この仕事では、本当に多くのコミュニケーションの機会を手に入れることができました。
内容としては、接客・会計・テーブルセットをカマレラが行います。
スペインでは、食事の時間が日本よりも遅いので、ランチは基本的に14時から、ディナーは21時過ぎからです。また、家族や友達と大人数でご飯を食べることが多く、平気で「8人入れる?」とお店に来るお客さんも多く、テーブルの管理で最初は苦労しましたね。
そのほか特徴的だと感じたことは、アレルギーや食の好みが人それぞれ多くて、食材についての注意が多く必要だったことです。
例えばアレルギーだと、グルテンフリーであったり、食の好みでいえば、ヴィーガンであったり。そこにあるメニューから選ぶのではなく、メニューを自分のスタイルに近付けることができるということが当たり前な認識が私には驚きでした!
このようにウェイトレスの仕事では、よく喋る気質のスペイン人への接客のおかげで、私のスピーキングレベルはかなり上がったと思います!
(ちなみに写真は手前がヴィーガンラーメン、奥が醤油ラーメンです。)
ショップ店員(お土産ショップ)/12月〜現在
プラド美術館という有名な観光名所のすぐそばにあるお土産ショップで、商品案内スタッフとして働いています。
今までとは違い、取り扱う商品が日本の物ではないため、仕事を通して新しい単語に出会う機会がまだまだあります。
また、スペイン人スタッフも今までより多く、業務の会話や日常コミュニケーションでスペイン語を話す機会は増えたと感じます。
またこの仕事のいいところは、働く時間です。以前レストランで働いていた時は、ランチを13〜17時、ディナーを20〜24時で働いていたのですが、現在は9時半〜13時半、16時半〜19時半になったため、友達との時間や習い事への時間を確保しやすくなりました。
オーディオ文字起こしスタッフ(スペイン企業)/1月〜現在
この仕事は『LinkedIn』というSNSで声をかけていただいたものです。
リモートワークスタイルなので、私は基本、自宅で働いています。
内容はオーディオを聞き、それを文字起こしするといったものですが、音楽や雑音などのシグナルもカテゴライズしていく、さらに、目標ノルマ達成のためのスピード性も必要なため、業務内容としてはかなりハードなものです。
なぜ、スペイン語を使う機会がほとんどないのにこの仕事をしているかというと、スペイン企業での仕事の経歴は、今後スペインで働きたいという時に有利になるためです。
日本も学歴社会と言いますが、スペインも履歴書の職務経歴をかなり重視します。
そのため、1つでも、企業での職務経歴があるだけで、就職できるかどうかにかなり大きな違いがあると言われているのです。
とはいいつつ、まだ始めたばかり。ノルマの達成を目指し、できる限りのことができるよう、日々頑張っています。
【まとめ】スペインはとても働きやすい環境
以上4つが、私が今までにスペインで経験している仕事内容となります。
全体を通して、働く環境はとても良く、しっかりと働きすぎないように管理されているなという印象です。
そのため、時間分のみ働き、超過しない、プライベートの優先が許される、休みが取りやすいことは本当にいいなと感じています。
是非、今後ワーキングホリデーを考えている方の参考になればと思います!
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