オーストラリアではスキミングの被害が多く、日本人のワーホリや学生などが被害に会うことも少なくないです。
今回は、実際にワーホリGOの編集者がオーストラリアでスキミング被害にあった経験から学んだことをシェアしますので、参考にしてみてください。
▼こちらのブログに実際の体験談を掲載しています。▼
目次
スキミング被害を最小限に抑えるための5つの対策
1.銀行口座を2つ作る
銀行口座を2つ作り、資産を分散させましょう。オーストラリアはカード社会なので、現金しか使わないというのは現実的に厳しいですし、現金を持ち歩くリスクもあります。
銀行口座を2つ作り、普段使うカードの口座には最小限のお金だけを入れておき、もう1つの口座に残りの資金を保管しておきます。
そうする事で、もしスキミングに遭った時に、被害を最小限に抑える事ができます。
2.カードを店員さんに預けない
パブやレストラン等、カード支払いの際、店員さんに預けないようにしましょう。カードを使う場合は、必ず目の前でカード処理をしてもらうようにしましょう。テーブル会計で、カード端末が離れた所にある場合は、端末のある所まで一緒についていく。
これはネットからの情報ですが、リスクを抑えるため実際にそうしている方もいるようです。
日本では、会計の時はクレジットカードを店員さんに預ける場面が多いですよね。アメリカなどではこの行為は非常識なもので、ほとんどの場合がお客様の目の前でカード端末を使用します。ですので、海外でカードを使用する時はなるべく店員さんに預けないようにしましょう。
3.ATMを使う時は注意する
現在一番多く使用されている手口がこの方法といわれています。ATMを使う場合は、なるべく銀行の中にあるATMを使いましょう。
暗証番号を入力する際は必ずしっかりと手元を隠すことが重要です。ATMの暗証番号入力のボタン付近に超小型のカメラが仕掛けられている事があり、手元を盗み見して暗証番号を知られる可能性があります。片方の手でしっかり手元を隠して入力するようにしましょう。
ATMを使用する場合、一番は銀行内に設置されたATMを使いましょう。避けるべきATMは、人気のない場所に設置されたATMです。屋外でATMを使う場合は、人通りの多い場所に設置されているものを使う方が良いでしょう。
4.なるべく現金を使う
これはもう極論ですが、なるべくクレジットカードやデビットカードを使わないようにすれば、それだけリスクは下がります。しかし、オーストラリアはカード社会で、現金払いを嫌がるお店もありますので、ほどほどに。
5.スキミング防止グッズを使用する
実は、カードを使用しなくてもスキミングされることがあります。これを非接触スキミングと呼びます。イメージとしては日本のSuicaなどの交通系カードです。あれって端末にぴったりくっ付けなくても反応しますよね。
ああいったかたちで、財布の中のカードを読み取るスキミング犯罪もあります。が、この手口は、クレジットカードに使用されることはほとんどないため、この手口で盗まれることはないでしょう。
万全の策を取りたいという人は、スキミング防止シートや、スキミング防止機能のついたカード入れを使用すると良いでしょう。
もしスキミング被害にあったら
もしあなたがスキミング被害にあってしまったら、まずは冷静に、取引銀行に相談しましょう。銀行員さんは、ほとんどが親身になって話を聞いてくれ、対応してくれます。
そして、不正利用が証明されれば(大抵の場合は証明されます)あなたのお金は1ヶ月程で返ってきます。もし、銀行で対応できないようなことがあれば、警察に相談することも考えましょう。
スキミングは立派な犯罪で、あなたの大切なお金は必ず取り返さなければいけません。
終わりに
以上、この3つを行う事でリスクを最小限に抑える事ができるはずです。オーストラリアではスキミングの被害が結構多いらしく、オーストラリアに住んでいる香港人の友人も周りにスキミングに遭った人が多いと言っていました。その友人はできるだけ現金を使うと言っていました。海外でカードを使う際は、気をつけましょう。
【でもクレジットカードは必須!】