ワーホリや留学、海外旅行におすすめの『エポスカード』。
年会費無料で海外旅行保険付帯のクレジットカードとして、幅広い年代の方に利用されています。
また、クレジットカードを使えば、海外のATMで現地通貨を引き出す『海外キャッシング』を利用できることもおすすめ。
海外キャッシングの利用は、日本の空港や現地の両替所で現地通貨を手に入れるよりもお得なため、ぜひ利用していただきたいシステムです。
そして、海外キャッシングを利用した場合は、『繰り上げ返済』をおこなうことで、さらに手数料を減らすことができるのです。
この記事では、『実際の利息(手数料)はどれぐらいかかるのか』『繰り上げ返済の手順』を解説していますので、エポスカードを海外に持って行こうと考えている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
エポスカードの海外キャッシング利息(手数料)
ここからはエポスカードを使って海外キャッシングをした場合の利息(手数料)について解説していきます。
まず、エポスカードの海外キャッシングでは以下が基本となります。
- 日割りで利息が発生する
- 実質の金利は年間(年利)18.0%
- ATM手数料は1万円以下で100円(税別)、1万円以上で200円(税別)
- 換算レートは、カードの利用日ではなく、カード利用データがVISA決済センターに到着してから
次の段落で、 実際にどれぐらいの利息が発生するのかみてみましょう。
エポスカードの海外キャッシング、1ヶ月でどれぐらいの利息がかかる?
エポスカードを使って、日本円で5万円分の現地通貨を海外キャッシングした場合の利息は、エポス公式サイトによると、955円(ATM利用料216円+利息739円)です。
以下は、空港や日本の銀行で5万円分の両替をした場合と、海外キャッシングをした場合の利息(手数料)を比較した表です。
空港や日本の銀行 | 海外キャッシング | |
タイ(バーツ) | 6,000円 | 955円 |
台湾(台湾ドル) | 5,800円 | 955円 |
ハワイ(米ドル) | 1,190円 | 955円 |
※為替レートにより手数料は変動します。
繰り上げ返済で利息を減らそう
5万円を1ヶ月後に返済すると、955円かかりました。
5万円でこれぐらいの金額なので、そこまでの利息ではないですが、やっぱり利息は出来るだけ少なく抑えたいですよね。
そこで、『繰り上げ返済』によって、日割り分の利息を減らす方法があります。
実際に繰り上げ返済でどれぐらいの利息を減らすことができるのでしょうか?次の段落で解説します。
繰り上げ返済でどれぐらい利息を減らせる?
海外からの繰り上げ返済は、銀行振込、ネットバンキング(ペイジー)、ATM払いがあります。
海外から繰り上げ返済をするのなら、ネットバンキング(ペイジー)になります。
また、海外旅行であれば、帰国後に銀行振込やATM支払いでも対応できます。
ただし、ネットバンキング(ペイジー)支払いの場合は、利用明細が確定したあととなるため、確定するまでは繰り上げ返済ができないので注意が必要です。
以下に5万円の海外キャッシングを繰り上げ返済した場合の利息をまとめました。
返済額(ATM手数料含む) | |
翌日に繰り上げ返済した | 約240円 |
2日後に繰り上げ返済した | 約266円 |
3日後 | 約291円 |
5日後 | 約341円 |
1週間後 | 約391円 |
10日後 | 約466円 |
15日後 | 約591円 |
20日後 | 約716円 |
25日後 | 約841円 |
1ヶ月後 | 955円 |
およそですが、これぐらいの利息(手数料)になります。
次の段落では、エポスカードの繰り上げ返済方法を解説していきます。
エポスカードの繰り上げ返済方法
エポスカードの繰り上げ返済方法には、以下の2種類があります。
- ウェブからオンラインでおこなう
- 電話でおこなう
それぞれ解説していきます。
ウェブからオンラインでおこなう
EPOSネットのページから繰り上げ返済手続きをおこなう方法です。
まずは以下の3つのポイントを確認しておきましょう。
- 繰り上げ返済手続きができるのは明細確定したあと
- 支払いはネットバンキング(ペイジー)
- 海外キャッシング分だけでなくショッピング分も合わせた金額が対象となる
それぞれ解説していきます。
繰り上げ返済手続きができるのは明細確定したあと
まず注意しなければならないのは、繰り上げ返済手続きができるタイミングは、明細確定したあとです。
すなわち、キャッシング利用データがVISA決済センターに到着してから、明細が確定されるまでの利息がかかるということです。
そのため、大きく利息を減らすことは難しいというデメリットがあります。
しかし、ワーホリや留学で長期間海外に滞在するという場合は、やはりウェブから繰り上げ返済をした方が、しないよりは利息を減らすことができます。
支払いはネットバンキング(ペイジー)
海外にいてもネットバンキングで支払いができるため便利です。
また、日本のATMから振り込むことも可能なため、海外旅行の場合は帰国してから手続きをし、支払うことも可能。
海外キャッシング分だけでなくショッピング分も合わせた金額が対象となる
オンライン手続きの場合、海外キャッシングの金額だけでなく、ショッピングなどの利用金額もまとめて繰り上げ返済の対象となります。
そのため、オンライン手続きの前に、自分がどれぐらいの金額を利用しているかどうかをしっかりと確認しておく必要があります。
オンライン返済手続きの手順
オンライン手続きはEPOSネットのマイページからおこないます。
- EPOSネットマイページにログイン
- メニューから「各種お申し込み(オプションサービス)」を選択
- 「ネットバンキングで支払う(Pay-easy入金)」を選択
- インターネットバンキングか銀行ATMのどちらかを選択(ここではインターネットバンキングの手順を解説します)
- カード番号などを入力
- お支払い予定額を確認
- インターネットバンキングを指定
- インターネットバンキングから振込
以上が手続きの流れとなります。
電話でおこなう
電話で繰り上げ返済の手続きをおこなう方法です。
海外からの場合は、国際電話料金がかかるため、場合によっては割高になるかもしれないというデメリットもあります。
電話からの手続きのポイントは以下のとおりです。
- 海外キャッシング分だけを繰り上げ返済できる
- 利用から3〜5日ほどで手続きできる
- 支払いは銀行振込
- 電話料金がかかる
- オペレーターと話すため少し面倒
電話から続きする手順
電話から手続きする手順は以下のとおりです。
- エポスカードの裏面に記載されている電話番号に電話をかける
- オペレーターに海外キャッシングの繰り上げ返済をしたい旨を伝える
- 確認事項に答える
- 決められた日時までに銀行振込を完了する
以上となります。
まとめ:繰り上げ返済で利息は減らせるが、金額によっては利息はあまりかからない
エポスカードの海外キャッシング繰り上げ返済の方法を解説しました。
エポスカードの繰り上げ返済方法は、『ウェブからのオンライン手続き』と『電話手続き』がありました。
【ウェブからのオンライン手続きのポイントは】
- 繰り上げ返済手続きができるのは明細確定したあと
- 支払いはネットバンキング(ペイジー)
- 海外キャッシング分だけでなくショッピング分も合わせた金額が対象となる
【電話からの手続きのポイントは】
- 海外キャッシング分だけを繰り上げ返済できる
- 利用から3〜5日ほどで手続きできる
- 支払いは銀行振込
- 電話料金がかかる
- オペレーターと話すため少し面倒
実際のところ、5万円以下の海外キャッシングであれば、1ヶ月後の返済でかかる利息(手数料)は1,000円未満。
このぐらいの金額であればあまり気にならないという方は、わざわざ繰り上げ返済をする必要もないのではないかと思います。
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