海外のATMでクレジットカードが吸い込まれたときの対処法を解説

クレジットカードを持っていれば、海外のATMから「海外キャッシング」という方法で現地通貨を引き出せます。

そのため、海外旅行やワーホリ中に海外のATMを利用する機会は少なくないでしょう。

しかし、海外において日本では考えられないようなトラブルが発生することも。

海外ATMを利用する際に起こるトラブルの一つに、「挿入したクレジットカードがATMから出てこない」ケースがあります。

実際に、僕もオーストラリアにワーホリ中、このトラブルに遭遇してしまい、クレジットカードが使えなくなった経験があるので、今回の記事では、『ATMにクレジットカードが吸い込まれたときの対処法」を解説したいと思います。

海外のATMにクレジットカードが吸い込まれたときの対処法

ATMにクレジットカードが吸い込まれたときの対処法は基本的に以下の2点になるかと思います。

  1. 利用したATMが、銀行内や銀行の外にある場合で、銀行の営業時間内であれば、すぐにその銀行のスタッフに事情を説明しましょう。
  2. 利用したATMが、銀行ないや銀行の外にある場合で、銀行の営業時間外であれば、ATMにサポートの電話番号が書かれていないか探し、サポートに電話しましょう。

また、②の場合で、サポートも営業時間外であれば、翌日にサポートに電話するか、その銀行の窓口に事情を説明しましょう。それが難しければ、すぐにご利用のクレジットカード会社のサポートに連絡し、クレジットカードを利用停止にしてもらいましょう。

英語で事情を説明するときはなんて言えばいい?

しかし、サポートや銀行のスタッフに事情を説明するといっても、英語が不安という方は多いかと思います。

このようなトラブルが起こることは少なくないので、カタコトでも伝えようとすれば、事情をわかってくれるでしょう。

The ATM ate my card 」 や「I lost my card in the ATM」と伝えると理解してもらえるでしょう。

オーストラリアで実際にクレジットカードが吸い込まれた僕のケース

僕の場合は、海外キャッシングをしようと思い、オーストラリアのコモンウェルス銀行のすぐ外にあるATMにクレジットカードを挿入したところ、クレジットカードが戻ってこなくなりました。

しかも、銀行は営業時間外だったため、スタッフに事情を伝えることはできず、サポートの電話番号もわからない状況。しかもその日に別の町に移動する予定だったため、サポートに連絡できたとしても、おそらく受け取ることができないことから、クレジットカード会社に連絡をして、カードの利用を泣く泣く停止してもらいました。

吸い込まれたクレジットカードが戻ってくる可能性は?

一度吸い込まれてしまったクレジットカードは戻ってくるのかどうかですが、国やATMの銀行によるかと思います。

対処法に関してはどこの国も同じなので、前述した①と②の方法になるでしょう。

また、クレジットカードが戻ってくるのは、事情を説明したあと、翌営業日にATMの修理が行われたあとで返却されるケースが多いようです。

そのため、最短でも吸い込まれたクレジットカードが戻ってくるのは、翌日ということになるので、注意が必要です。

海外ATMを利用するときの注意点

前述の通り、海外のATM事情は日本とは異なります。利用の際は、銀行内か銀行のすぐ外にあるATMを利用し、道端にあるATMは利用しないようにしましょう。

また、カードの挿入口にスキミング機器が設置されていないかどうか注意し、暗証番号の入力の際は、周囲に人がいないことを確認し、片手でボタンを隠しながら入力するようにしてください。

クレジットカードが吸い込まれても大丈夫なよう、2枚は持っていくことをおすすめします

海外でクレジットカードが使えなくなると非常に不便な状況になります。

もし、海外キャッシングをするからと現金をほとんど持っていなかったら、場合によっては大きな問題につながることも考えられます。

そのため、海外旅行やワーホリ、留学に行くときは、最低でも2枚はクレジットカードを持っていくことをおすすめします。

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