【セブのクレジットカード事情】キャッシング方法や使い方、注意点などを解説

フィリピンの「セブ」は、リゾート地として学生から社会人までに人気の旅行先です。また、近年では格安で語学留学ができる場所として語学学校も数多くあり、日本からの留学生も多い場所です。

そんな「セブ」ですが、『クレジットカード事情』はどうなっているのでしょうか?

この記事では、セブのクレジットカードについて、『使えない場所』『キャッシングの仕方』『使い方』『注意点』『犯罪に巻き込まれないために』など、セブのクレジットカード事情について解説します!

ワーホリGO

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実際にセブに住んでいる日本人の方から詳しく聞いてみたよ!

【参考情報】

「セブ」はセブ島だけでなく空港のあるマクタン島などいくつかの島で構成されています。

セブ国際空港やシャングリラなどの高級リゾートホテルはセブ島ではなく、橋でつながっている隣の島のマクタン島にあります。

当記事では、セブ島やマクタン島などを含めた「セブ」全体のクレジットカード事情を解説しています。

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セブでクレジットカードが使える場所・使えない場所

まずは、セブでクレジットカードが使える場所と使えない場所を把握しておきましょう。

また、カジノではクレジットカードが使えるかどうかも解説しています。

セブでクレジットカードが「使える」場所

セブでは、以下のようなさまざまな場所でクレジットカードが利用できます。

  •  SMモール (SM セブシティ, SM シーサイド セブ)
  •  アヤラセンターモール
  •  J センターモール、カントリーモールなど。
  • 飲食店やその他のショップなど
  • 外国人観光客が多く訪れるレストランやスパ・マッサージ店
  • スーパーマーケット(現金とカード支払いのレジが別の列の場合があります)
  • セブンイレブンなどの大手チェーンのコンビニエンスストア

※セブには多くのモールがあり、ほとんどのお店やレストランでクレジットカードが使用できます。

セブでクレジットカードが「使えない」場所

セブ島では、以下の場所でクレジットカードが使えないため現金が必要です。

  • タクシー
  • ジプニーなどの乗り物
  • ファストフード店
  • 地元の小さなレストランやショップ
  • 屋台などのお土産物屋さん

※セブでは都市部を離れると大型店が極端に少なくカードを使える店が限られます。銀行の支店やATMが設置されているショッピングモールも少ないため、キャッシングもできないことがあります。

そのため、地方に観光に行く場合はあらかじめ現金を用意しておく必要があります

カジノでクレジットカードは使えません

セブのほとんどのカジノではカジノチップまたはフィリピンペソでしかプレーできません。

また、クレジットカードや日本円でカジノチップと交換することはできませんのでフィリピンペソを用意する必要があります

クレジットカードを利用する場合は、カジノの入り口などに設置してあるATMでフィリピンペソをキャッシングで入手できます。

なお、日本円(現金)はカジノ内にあるキャッシャーでフィリピンペソに両替できますが、レートはあまりよくありません。

あらかじめモールなどのレートの良い所で両替しておくか、クレジットカードでキャッシングした方がお得です。

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セブでチップは必要?

セブでは原則チップは必要ありません。ホテルやレストランの多くはチップの代わりに会計の中にサービス料が加算されています。

ただし、よく行くレストランの店員にチップを渡してあげれば、次回いい席を用意してくれたり、ホテルのポーターにチップを渡しておくと優先的に荷物を運んでくれたりします。日本で言う「心付け」のような感覚です。

マッサージでも、サービスがよければチップを渡すといいでしょう。

なお、タクシーのドライバーがチップ要求をしてくることがありますがあげる必要はありません。最初にメーターを使うよう話し、メーター通りの金額を払えばOKです。

セブと日本のクレジットカード事情の違い

セブはWi-Fiやデータ通信環境があまりよくないため、携帯のCAT端末はほとんどありません。カード支払いの場合は端末のある所に行ってPIN(暗証番号)を入力する必要があります。

またコードで接続されている端末でも通信速度が遅かったり、途中で切断してしまうことがあります。

二重登録などのトラブルが発生したときのためにカード会社から請求があるまでカード伝票は必ず保管しておきましょう

また、金額変更などで一旦登録をキャンセルした場合、キャンセル伝票も保管しておくことをお勧めします。(コピーでも可)

なお、登録された内容を確認するにはカード会社のオンライン会員登録をしておくと便利で安心です。

カード会社によってデータアップのタイミングが異なりますが、カードによってはタイムリーに確認することが可能です。

セブでのクレジットカードの使い方

ここまで、セブのクレジットカード事情について解説してきました。

ここからは、実際に現地でクレジットカードの利用方法について解説していきます。

セブではVISAやMasterのマークがついたデビットカード(預金口座からの支払い)を使う人も多いため、クレジットカードかデビットカードかを伝える必要がありますカードを渡すときに「クレジット」と伝えましょう。

また、スキミングを防止するため、PIN入力の際は必ず他人に見えないように手で隠して入力して下さい

では実際に使ってみましょう!

レストランでのクレジットカードの使い方

  1. セブのレストランでは席に着いたままスタッフに会計を告げます。
    – 会計をお願いします。「Check please !」
  2. 伝票を持ってきたら金額をチェックし、クレジットカードを伝票とともにスタッフに渡します。その時にクレジットカードでの支払いと伝えます。
    – クレジットカードは使えますか?「Can I use a credit card?」
    – 私はクレジットカードで支払います。「I pay by credit card.」
  3. スタッフがPIN(暗証番号)入力の依頼ため呼びに来ます。
    – (お店のスタッフ)「Please enter your PIN.」
    端末まで行きPINを入力し、カードとカードの伝票、会計のレシートを受け取ります。カードの伝票の金額とレシートの金額が同じかチェックしましょう。
    ※フィリピンではコードレスの端末がほとんどないためレジに行く必要があります。

スーパーマーケットや一般のお店での買い物

レジで合計金額を確認後、支払いでクレジットカードを渡し「クレジットカード」と伝えればOKです。(お店のスタッフとのやり取りはレストランと同じです)

サインと暗証番号を確認しておくことが大切

セブのCAT端末はICチップ対応型のためPIN(暗証番号)入力がほとんどでサインをするケースはあまりありません。

ただし高額な支払いなどではサインやIDカードの提示を求められることがあります。パスポート(コピーでも可)など持参しておきましょう。

また、カードの裏面にサインをしていない場合はその場でサインすることを求められます。紛失・盗難による不正使用を防止するためにもあらかじめサインしておきましょう

次の段落からは、海外キャッシングについて解説していきます!

現金が必要な場合は「キャッシング」で入手するとお得

セブではフィリピンの中でも治安が良いとされていますが、それでも置き引きやひったくりなどの盗難は頻繁に発生します。

普段、必要以外の現金は持ち歩かない方が賢明です。それでも急に現金が必要になったら、一番簡単でお得な方法は、クレジットカードによるキャッシングです。

キャッシングはATM利用料や手数料(利息)がかかりますが、日本円からフィリピンペソへの両替レートは時価で、空港やホテルでのレートより断然お得です。

ショッピングモールにはレートの良い両替所がありますが、わざわざ両替に行くよりは、交通費や時間を考えれば、どこにでもあるATMでキャッシングした方が安心・便利・お得であると言えます。

【両替のレートの優位】 : クレジットカードキャッシング > 空港 > ホテル

では、どのクレジットカードがキャッシング可能なのか、次で解説していきます。

ATMとキャッシング可能なクレジットカード

上の画像のように、銀行やショッピングセンターには多くのATMが設置されています。

ATMには取扱い可能なカードのロゴマークが表示されており、カードに記載されているロゴマークがあればキャッシングが可能です。

なお、代表的なブランドのVISA、Master Card,、JCBのカードには下記のロゴマークがあります。(アメックスやダイナースはATMにより表示がないことがあります)

基本的にVISAかMasterであればほとんどのATMでキャッシングが可能です。

実際にキャッシングをしてみよう!

ここからは、ATMでのキャッシング手順を解説していきます。

ATMの機種によってタッチパネルの場合と画面の横のボタンを押す場合があります

また、セブのATMは画面の切り替わりや、カード/現金/レシートが出てくるまでけっこう時間がかかります。焦らず落ち着いて待ちましょう。

ATMによって画面の順序は多少違いますがほとんどは下記の流れです。

  1.  クレジットカードを挿入する
    入力画面が表示されたら、以下の選択肢の中から
    – TRANSACTION(取引)
    – WITHDRAWAL(引き出し)
    – BALANCE(残高照会)
    – TRANSFER(振り込み)
  2.  WITHDRAW (引き出し)を選択する
    次の画面で、以下の選択肢の中から
    – CHECKING(当座預金)
    – SAVINGS(預金)
    – CREDIT(クレジットカード)
  3. CREDIT(クレジット)を選択する
  4. Do you want a receipt? (レシートは必要ですか?)
    必要な場合は「YES」を選択
    – 紙切れなどでレシートが出ない場合、Unable to print receipt. Do you want to continue? (レシートは発行できませんが手続きをしますか?) 続ける場合は「YES」を選択
  5. クレジットカードのPIN(カードの暗証番号 – 4桁)を入力
  6. AMOUNT(金額)を入力、または、希望する金額を選択
    – テンキーで金額を入力するか、金額が記載してあるボタンがいくつかあるときは選択
  7. ACCESS FEE(手数料)の確認、ほとんどの場合PHP 200(200ペソ-約440円)、「YES」を選択
    ※手数料はカード会社によって異なる場合があります。
  8. 画面に、Being processed またはSuccessfulが表示され、入力はここで終了
    (※1)
  9. カードが出てきます
  10. 現金が出てきます
  11. レシートが出てきます

 レシートはカード会社から請求があるまで必ず保管しましょう。

(※1)

  • カード挿入後、最初にPINを入力する画面になる機種も多くあります。
  • Select Language(言語選択)が表示されたら、日本語はないので「English」を選択
  • 端末に現金不足していて取扱い不能の場合がたまにあります。ERRORの表示またはレシートが出てきます。他のATMを利用しましょう。

海外キャッシングでの注意点

以下に海外キャッシングをする場合の注意点をご紹介します。

  • 1回の操作で引出せる金額10,000ペソ(約22,000円)までです
  • 引き出しの金額にかかわらずATM利用料200ペソ(約440円)かかります。※1
  •  1日で引き出せる限度額は20,000ペソ(約44,000円)までです。※2
  •  ATMのカードの挿入部分の電気が消えていたり、赤ランプの場合は使えません。他のATMを利用しましょう。
  • レシートの部分が赤ランプの場合は、キャッシングはできますがレシートが出てきません。できれば他のATMを利用しましょう。

※1 – カード会社により相違する場合があります。
※2 – 20,000ペソ以上必要な場合は数日にかけて操作をする必要があります。

実際にセブ島旅行に行った方はどのようにクレジットカードを使ったか

セブ島旅行をした方々に、実際に持って行ったクレジットカードや利用したシーンについて聞いてみました。

  • セブ島には、エポスカードとルミネカードを持っていき、クレジットカードが利用できる場所ではクレジットカードを使いました。
  • セブ島ではクレジットカードが利用できる場所では、持っていった『イオンカード』を使いました。
  • セブ島ではクレジットカードが使える場所で、みずほ銀行のクレジットカード(VISA)を利用しました。
  • セブでは普段、三井住友VISAカードとオリコカードを利用しています。航空券購入時に海外保険付保の内容や海外でのサポートディスク、空港のラウンジ利用特典などにより使い分けています。また、完全包装のお土産などは必ずクレジットカードで支払います。帰国後に開封したとき、商品が違っていたり破損しているときはカード会社を通して交渉が可能です。

セブで起こり得るクレジットカード犯罪とは

セブでは外国人観光客がATMを利用した後に親切でフレンドリーな人に声を掛けられ盗難・強盗など犯罪に巻き込まれることがあります。

トラブルを未然に防止するために、キャッシングをするATMは銀行の窓口のそばや大型ショッピングセンターなどガードマンが近くにいる所を利用しましょう

また、夜間など人通りの少ない時間帯は避け、二人以上一緒に行くことをお勧めします。もしATMの操作後に話しかけられたら、知人と一緒にガーマンの近くで話をするようにしましょう。

また、セブでもスキミングの被害にあうことがあります。地元の人が利用するような小さなレストランやナイトシーンの店ではクレジットカードを使わない方が賢明です。お店は悪くなくとも店員が不正をするケースがあります。

セブでおすすめのクレジットカード3枚

セブで利用するのにおすすめのクレジットカードをご紹介しておきます。

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