ワーキングホリデーで働くのであれば、「英語力が伸びる仕事をしたい」と考えている方は少なくないでしょう。
そこで、私が皆さんにおすすめをしたいのは『ハウスキーパー(ホテルの清掃)』のアルバイトです。
というのも、私が実際にカナダでワーキングホリデー留学をしていた際に、ハウスキーパーのアルバイトをして、「英語力が伸びる!」と実感したからです。
この記事では、なぜ『ハウスキーパーが英語力を伸ばすのにおすすめなのか』『英語力を伸ばすための心がけ』『ハウスキーパーになるためには、どのぐらいの英語力が必要か』などをご紹介いたします!
目次
ハウスキーパーの仕事内容とは
ハウスキーパーの仕事内容は、ホテルでベッドのシーツを交換したり、ごみを捨てたり、洗濯をしたりと、客室のお掃除をします。
先輩の指示のもと、仕事が割り当てられるので、それに従いながら作業を進めていきます。
また、客室だけではなく、廊下や共用トイレ、フロント付近も清掃することがあるので、ネイティブのフロントスタッフが英語でやりとりしている姿を間近で見る機会もありました。
ちなみに、カナダでは『ハウスキーパー』といいますが、オーストラリアでは『ホテルクリーナー』など、国によって呼び方が変わります。
ハウスキーパー、英語の使用頻度はどれぐらい?
ハウスキーパーというと、「そもそも英語を話す機会がない」と思う方がいらっしゃいますが、そんなことはありません。
同僚とのコミュニケーションは基本的に英語ですし、滞在中のお客様と会話をする機会もたくさんあります。
先輩からの英語での指示を聞き取れなければ、何の仕事をしていいかわからないですよね。
確かに、ローカルのカフェやレストランに比べると、英語に自信がない方でも働ける職種ではありますが、最低限の英語は必要になるお仕事です。
ハウスキーパーの仕事をゲットするためにはどれぐらいの英語力が必要か
当時の私は、スムーズな会話が難しく、ゆっくり話してもらえればなんとか簡単なフレーズが聞き取れるくらい。
「そんなレベルでいいの?!」と思われるかもしれませんが、そんなレベルだった私でもハウスキーパーの仕事をゲットすることができました。
ハウスキーパーはカタコトでもいいので、最低限のコミュニケーションをとることができれば、採用してもらえる可能性が高い仕事だと思います。
なので、「私の英語力じゃ英語環境では働けない…」と思っている方は、あきらめずに挑戦してみることをおすすめします!
「頑張って聞き取れば何となく相手の言っていることが分かる」、という方は、何度か面接を受けてみても良いと思います。
ジャパレスで働くより英語力が伸びる
ワーホリバイトで人気職のジャパレス(日本食レストラン)バイトですが、ハウスキーパーとジャパレスはどちらの方が英語力は伸びるのでしょうか。
実際、ジャパレスバイトをしていた私のワーホリ仲間は、「接客用語以外の英語は使わない。」という方が多かったです。
ご自身がレストランに行くときのことを想像していただけたらわかりやすいかと思いますが、レストランスタッフとの会話内容は限られていますよね。
それに比べると、私はハウスキーパーの英語使用率は高いと感じました。
私が働いていたホテルの同僚はカナダに住んで5~10年といった主婦が多かったので、英語も流暢ですし、お喋りが大好きで、休憩時間はずっと英語で話していました。
そのため、私個人の意見としては、ジャパレスよりもハウスキーパーの方が日常会話のレベルは上がると思います。
ホテル清掃員の仕事で私が苦労したこと
前述したとおり、ハウスキーパーは先輩の指示のもと、清掃する場所やタイミングが振り当てられます。
そのため、先輩の指示が聞き取れず指示通りに動かないと、当然ですが怒られます。
ハウスキーパーとして働くのであれば、怖くても聞き取れなかった場合は何度も聞き返すようにしましょう。
先輩の指示が分からないまま適当に働くのが一番危険です。
また、ホテルの仕事はシーズンが過ぎると一気に需要が減るため仕事がなくなるので、シーズンが終わる前に、新しい仕事を見つける必要があります。
【まとめ】ハウスキーパーの仕事は、すすんで英語を使うことで英語力が伸びる
ハウスキーパーは完全英語環境のお仕事なので、すすんで英語を使えば英語力は格段に伸びます。
しかし、自分から会話をしようとせず、あえて壁を作り仕事をしていては、英語環境で働いていても英語力は伸びないでしょう。
せっかくの英語環境です。自らすすんで英語を使いましょう。フロントスタッフと仲良くなればネイティブの友達もたくさんできますよ!
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