【ワーホリ体験談】オーストラリアでマッサージ(スパセラピスト)の仕事

ワーホリGOの読者のみなさん、こんにちは。

私はワーホリでオーストラリアのシドニーに滞在し、約7ヶ月の間マッサージ(スパセラピスト)としてお仕事をしてきました。

学生時代にエステの国際資格を取得し、渡豪前は日本のホテル内のエステサロンで仕事をしていました。

オーストラリアにはスパやエステサロンがたくさんあると聞いていた為、「セラピストの仕事のチャンスがあるかも」と期待し、オーストラリアへ旅立ちました。

この記事では、当時のセラピストの『お仕事内容』『どうやって仕事を得たか』『日本のセラピストとの違い』『どれぐらいの英語力が必要か』などをご紹介したいと思います。

現地でマッサージ(セラピスト)の仕事探し

私は大学時代に留学の経験があったことから、語学学校に行く予定はありませんでした。

そこで、シドニーに到着してすぐにインターネットの日系情報サイト「日豪プレス」や「Jams」また現地の生活情報サイト「Gumtree」を使い、求人の情報収集を開始。

予想通り、いくつかエステやマッサージサロンでの求人募集を見つけましたが、サロンの場所や施術内容が求める条件に合わなかった為、いくつものサイトを回り、仕事探しを続けました。

そして数日後、某有名ホテルのセラピスト募集のお仕事を見つけたのです。

早速掲載されていた連絡先にコンタクトを取りました。

実はこの求人はシドニーではなく、メルボルンのホテルでのお仕事だったのですが、メルボルンに移動しても良いと思い応募しました。

先方にメールで連絡した後、すぐに返信があり「今シドニーに居ないから電話でインタビュー可能か」と聞かれました。

私は留学経験がありますが、スピーキンは得意ではない為、電話でのインタビューには気が引けました。

しかし、「仕事を得るため!」と気合いを入れインタビューを決行、これまでの経験やどのくらいの期間オーストラリアに滞在するかなどいくつかの質問をされました。
一通りインタビューが終わった後、「今シドニーはセラピストが足りているんだよね」と断られそうな雰囲気になりました。

それでも、「私メルボルンに行きます!」と引き下がらずに頼んだ事が功を奏したのか、最終的にはシドニーで仕事をもらう事ができました。

セラピストのお仕事内容

このような流れで仕事が決まり、早速その週末から出勤することになりました。

私が得た仕事は某著名ホテルのスパセラピストの仕事でしたが、ホテル直接の契約ではなく、ホテルのスパへセラピストを派遣するエージェントとの契約でした。

ホテルのスパが忙しく、人員が足りない時や急な欠員があった際に仕事が入ります。

それでも、私は週に3日〜4日は仕事を貰うことができました。

仕事にどれだけ入れるかは、ホテル側の判断のようでした。

時間やルールを守り、ちゃんと働いてくれる、他の従業員とコミュニケーションを取り、勤務態度も良好なセラピストは、仕事をコンスタントに貰うことができていました。

仕事内容はというと、スパのゲストのお出迎え、案内、ボディトリートメントやフェイシャルトリートメントなどの施術、お部屋のセッティングが主なものです。

仕事内容はエステティシャンやセラピストをした事がある人には通常の内容なので、難なくできると思います。

一番難しいのは、やはり英語でのコミュニケーションです。

ゲストに施術の説明や簡単にカウンセリングをする必要があるからです。

しかし、難しい言葉を使ったり、かしこまる必要は無いので、日常会話ができれば問題ありません。

私も日常会話レベルの英語、プラスで仕事中必要になる単語を覚えて使うくらいで問題ありませんでした。

オーストラリアと日本のセラピストの仕事の違い

日本のセラピストの仕事と少し違う点は、オーストラリアのホテルスパではレセプショニストとセラピストがはっきりと分かれていることです。

その為、セラピストは基本的に施術がメインです。

施術終了後はゲストをレセプショニストに任せ、すぐに次の施術準備をします。
忙しい日は1日5〜7名程施術に入り、次の施術までの時間もすごく短いです。

忙しい日の拘束時間は8〜9時間、休憩は30分程でした。

その代わり、予約が少ない日は拘束時間が4時間という日もありました。ホテルのスパは圧倒的にボディのコースが多く、現地のゲストは体も大きい為、日本で働くよりも体力勝負という印象でした。

仕事の忙しい日は、正直かなり体力を消耗します。

しかし、日本である程度セラピスト経験のある人なら、現地のゲストにとても喜んでもらえるので、やりがいを感じられると思います。


【まとめ】仕事のためには英語学習を

実際に仕事に就く前に、日常会話レベルの英語力を付けておけると、ゲストとコミュニケーションを取れるので、更に仕事を楽しめますし、自信にも繋がると思います。

ワーホリに行き、セラピストの仕事を経験できた事は私自身が心から良かったと感じている事です。

素晴らしい経験と良い思い出、そして帰国後は経歴として活かすことができています。

編集後記

もともと日本でセラピストの経験があったため、未経験よりも仕事を得るチャンスがあったとは思いますが、やはり「仕事をゲットするんだ」という熱意と、英語のスピーキングが苦手でもチャレンジした。ということが仕事の獲得に繋がったのだと思います。

オーストラリアでの経験を活かして、現在は日本でセラピストとして実績を積んでいる筆者。今後の活躍が楽しみです。

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