ニュージーランドはクレジットカード社会です。
そのため、ワーキングホリデーや留学、旅行などでニュージーランドに行く際には、クレジットカードまたはデビットカードを持っていくことをおすすめします。
現地での買い物や食事、ホテルなど、クレジットカードはさまざまな場所やシーンで利用することになります。
また、ニュージーランドのクレジットカード事情は日本と違う点もあるため、ニュージーランドに行く前に事前知識として知っておくと良いでしょう。
この記事では、ニュージーランドのクレジットカード事情や、手数料、使い方などを解説します!
目次
ニュージーランドにクレジットカードを持っていく理由
社会人の方であれば、クレジットカードを1枚ぐらいは持っているかもしれませんね。
また、学生であればまだクレジットカードを持っていない方もいるでしょう。
どちらにせよ、ニュージーランドに行く際には、クレジットカードまたはデビットカードを持っていくことをおすすめします。
その理由を以下に解説します。
ホテルの予約にデポジットが必要な場合がある
ニュージーランドのホテルを予約する場合、予約の際にデポジットが必要な場合があります。
デポジットとは、保証金のようなもので、チェックアウト後に返金されます。
このデポジットはクレジットカードやデビットカードから引き落とされます。
ゲストハウスやバッパーなどは、チェックイン時に現金で預けることもできます。
ビザ申請料金は必要ない
ワーホリ(ワーキングホリデー)や学生ビザを申請する場合、ニュージーランド国外からの申請であれば、料金はかかりません。
そのため、ビザの申請時にクレジットカードは必要ありません。
これは、オーストラリアやカナダとは違う点です。
また、旅行で訪れる際にも、オーストラリアやカナダのように事前にビザを取得する必要はありません(いわゆるノービザ)。
ニュージーランドでおすすめのクレジットカード
ニュージーランドで利用するのにおすすめのクレジットカードをご紹介しておきます。
まだクレジットカードを1枚も持っていないという方は、エポスカード(VISA)と楽天カード(Master)の2枚を申し込んでおくことをおすすめします。
その理由は以下です。
- 片方のブランドが使えなかった場合、もう一つのブランドのカードで支払うことができる
- 海外旅行保険を合算することができる
- 盗難や磁気不良などのトラブルで使えなくなった場合に2枚あると安心
エポスカードと楽天カードは、ワーホリや留学、旅行、それぞれの目的で総合的におすすめのクレジットカードです。
詳しくは、以下の記事で解説していますので、参考にしてみてください。
ワーホリ・留学におすすめのクレジットカード
こちらの記事では、ワーホリ・留学におすすめのクレジットカードを4枚紹介しています。それぞれのクレジットカードの保険についても詳しく解説しているので、ワーホリ・留学を考えている方は参考にしてみてください。
ニュージーランドのクレジットカード事情
ニュージーランドは日本とクレジットカード事情が異なります。
どのような違いがあるのか、ここで解説していきます。
ニュージーランドはカード社会なのでカード払いが基本
日本ではまだまだ現金による支払いが多いようですが、ニュージーランドはクレジットカードやデビットカードでの支払いが基本です。
スーパーやカフェ、自動販売機など、どこでもなんでもクレジットカードを利用することが可能です。
また、比較的治安の良いと言われるニュージーランドでも、現金を持ち歩くことによる盗難のリスクはありますので、現金はあまり持ち歩かない方が良いでしょう。
むしろ、現金を使う機会はほとんどないかもしれません。
クレジットカードの裏面の署名(サイン)をチェック
ニュージーランドではクレジットカードの裏面に本人の署名(サイン)がないと利用できないことがあります。
日本では署名がなくても利用できることがほとんどですが、ニュージーランドでは署名が必要ですので、ニュージーランドに行く前にきちんと署名しているか確認しておきましょう。
日本と違い手数料は消費者負担
日本とニュージーランドのクレジットカード事情の大きな違いが手数料負担です。
日本の場合は、クレジットカードによる支払いで発生する手数料は、基本的にお店側が負担します。
しかし、ニュージーランドの場合、クレジットカードによる支払いで発生する手数料は、基本的に消費者側が負担することになります。
ですので、お会計の際に支払い金額が少し多いと感じた場合は、クレジットカードの手数料が含まれている可能性があります。
ただし、全ての支払いに手数料がかかる訳ではありません。
次の段落で、クレジットカード利用の際にかかる手数料を解説します。
クレジットカードブランドで手数料が変わる
クレジットカードにはVISAやMASTER、AMEXなどのブランドがありますが、利用手数料はブランドによって変わってきます。
手数料の違いは以下のとおりです。
- VISA・・・1.63%
- MASTER・・・1.63%
- AMEX・・・2.0%
- Diners Club・・・1.3%
- JCB・・・1.6%
両替よりもクレジットカードのキャッシングがお得
日本からニュージーランドに到着した際、ほとんどの方が外貨両替所で、日本円からニュージーランドドルに両替するかと思います。
しかし、両替所では両替手数料がかかり、その手数料も両替所によってレートが違ってきます。
そこで、クレジットカードのキャッシングを利用し、ニュージーランド現地のATMでニュージーランドドルを引き出すことで、両替所の手数料よりも安く引き出せる場合があります。
ただし、キャッシングなので利息が発生します。
そのため、面倒でなければクレジットカード会社に連絡、またはネットから、海外キャッシングをした分を『繰り上げ返済』することをおすすめします。
ニュージーランドでのクレジットカードの使い方
ここまで、ニュージーランドのクレジットカードについて解説してきましたが、ここからは実際に現地でクレジットカードの利用方法を解説していきます。
Eftpos(エフトポス)
ニュージーランドでクレジットカードを利用する際は、ほとんどの場合がEftpos(エフトポス)という端末を使います。
まずは、お会計の際に店員さんにクレジットカードで支払いたいことを伝えましょう。
「Can I use a credit card?」
英語がうまく伝わらなくても、クレジットカードを出せば店員さんは理解してくれますので、自信を持って伝えましょう。
ここからは、Eftopsを操作していきます。
手順は以下のとおり。
- クレジットカードをスワイプするか、差込口に差し込む
- 【CRD】のボタンを押す
- 暗証番号(PIN Number)を入力する
- 【Enter】を押す
- 【REMOVE CARD】と表示されたらカードを抜く
ニュージーランドではPIN(暗証番号)が必要
上のEftposの使い方で解説したように、ニュージーランドではクレジットカード払いの際に、暗証番号(PIN Number)の入力を求められることがほとんどです。
そのため自分が持っているクレジットカードの暗証番号をしっかり確認してくことが大切です。
日本のようにサインを求められることはあまりないでしょう。
チップ
ニュージーランドは基本的にチップの必要がありません。
ホテルやレストランでの会計にすでにサービス料が含まれて請求されている場合がほとんどです。
ニュージーランドに持って行くオススメのクレジットカード
ニュージーランドに持っていくおすすめのクレジットカードブランドは、VISAかMASTERで、VISAは必ず1枚は持つようにしましょう。
JCBやアメックスは使えない場所もあるので、必ずVISAも持って行くようにしてください。
また、海外旅行保険付帯のクレジットカードもおすすめで、例えば『エポスカード』や『楽天カード』がおすすめです。
【クレジットカード】ワーホリや留学にエポスカードがおすすめな理由
ワーホリや留学におすすめの、海外旅行保険付帯のクレジットカードは、以下の記事を参考にしてみてくださいね。