【ワーホリ】英語初心者だった私が、現地就職できる英語力を身につけた勉強法

ワーホリで語学学習も目的としている場合、ネットを検索するとネガティブな意見も溢れています。

『ワーホリへ行く前にもっと勉強してくればよかった』

『初心者で語学留学を目的としたワーホリは失敗する』

『ワーホリへ行っても英語は上達しない』

ワーホリ前の私がまさに英語初心者でした。英検は高校の時に流れで取得した3級。海外旅行を経験してはいましたが、ワーホリ途中の空港では相手が何を言っているか全く分からないし、看板もアイコンが無ければ分からないレベル。

そんな私でしたが帰国後はTOEIC790点、決して高い数値ではないかもしれませんが、その後目標としていた職種で英語を使った業務も担当しています。

英語学習の方法は多くあると思いますが、一つの経験談として読んで頂けたら幸いです。

ワーホリ前にオンライン英会話で事前学習

ワーホリで滞在先の語学学校を申し込み、出発まで1ヶ月半。さすがに何も分からず海外生活はまずいと思い、オンライン英会話の“Bizmates(ビズメイツ)”へ申し込みました。

特に退職後の数週間はほぼ毎日レッスンを受けるようにし、通勤時間で単語や参考書、英会話ラジオなども取り入れてみました。

オンライン英会話はほかにも何社か無料体験を受けましたが、その時「合うな」と思った講師がいたこと、単純に初月割引キャンペーンを行っていたことなどから、“Bizmates”を選択しました。

会話に慣れるために回数をこなす事を目標としたので、オンライン英会話は社会人の私にとっては圧倒的に続けやすかったです。

オンライン英会話は、一般の英会話スクールと違い、自宅からいつでもレッスンを受けることができ、料金も安価であるため、特にスピーキング力の向上におす...

オンライン英会話のメリット

オンライン英会話のメリットは以下の3点だと感じました。

  1. 受けたいときにすぐ授業を受けることが出来る
  2. 講師を選べる
  3. 毎日受けることが出来るのに、値段が大手教室より安い

オンライン英会話のデメリット

デメリットは講師にもスケジュールがあることです。講師が変わると都度「はじめまして」となり、少し流れが変わってしまいます。そのため、授業は同じ講師から受けられるよう、早めに4・5名の講師に絞っておきました。

学生の頃は大手英会話教室へ通っていたのですが、就職先は曜日・時間が非固定の勤務形態。教室は振替制度があったものの、カリキュラムのサイクル内で調整が出来なくなり、就職後、数ヶ月で退会してしまいました。

英会話教室では続かなかったため、英語からもすっかり離れてしまっていました。

ワーホリ中、現地であえて日本語で勉強をした

ワーホリはイギリスでした。渡英後、今でも一番やってよかったと思うことは、『日本語の参考書で勉強したこと』です。えっと思うかもしれませんが、『日本語で一気に文法の大枠を理解した方がいいな』と現地で感じたためでした。

その時に使用した参考書は『総合英語Forest』です。高校の時の参考書の一つでした。


ワーホリにいくことで英語環境にはなりましたが、生活の中で会話の数をこなして伸びるタイプではないなと感じたためでもあり、そしてやはり日本で事前に勉強しておけばよかったと思いました

ですがもうワーホリは始まっています。最初の拠点はオックスフォードに3か月。語学学校とホームステイを申し込み、海外で生活することの様子見もかねて勉強に集中する期間として設定し、出発してきました。

語学学校で英語のテキストが読めなかった

語学学校では初級の中の初級クラスでしたが、英語のテキスト自体理解することが難しく、この時『日本語で勉強した方が今は早い』と考えました。そして現地で”Forest”を購入し、3ヶ月で1冊を終えることを目標にしました。

”Forest”は、必要として読んだ今、英文法の大事な点がとても分かりやすく記載されています。出てくる単語も簡単なものなので、読み進めることに集中できました。

文法や単語が頭に入り始めて1ヶ月ほどして、授業や会話についていけるようになったと実感出来ました。

語学学校で試験を受けて勉強を続ける

語学学校はオックスフォードの3ヶ月では初級から中級クラスとなり、その後ロンドンへ拠点を移し、別途4ヶ月通いました。

その間、ケンブリッジ大学英語検定のB1レベル(初級: TOEICスコア350~500)を受けてみるなど、勉強が続くように目的を作ることもしてみました。

約半年間の語学学校後、現地企業へ就職できるレベルに

語学学校へ通った期間は約半年ほどですが、以後はアルバイトを始めながら英語のテキストでも勉強を続け、日本人も含め現地で知り合った人たちと生活自体も楽しめるようにもなりました。

そして、ワーホリの目標でもあった現地企業への就職も果たし、ワーホリ終了まで約1年間働くことができました。

私の希望は専門職だったので、就職活動中は専門用語を意識して調べるようにしていました。単語を調べていると、文例も出てくるので一緒に確認ができます。Google検索では数語打つと予測変換機能が働き、よく使われているであろう文章や、言い回しが出てくるので特に参考になります。この方法は現在もよく利用しています。

履歴書も同じ職種を目指すコミュニティサイトなどから、掲載されている履歴書を参考に作成しました。

【まとめ】日本でできる勉強は日本でやっておくことがおすすめ

最初の滞在先として、オックスフォードを選択した点も結果的にいい方向へ行きました。

カフェなどでも勉強、読書をしている人の姿が多く、語学学校以外の時間も皆に混ざって集中することが出来ました。

しかし、渡英後に日本語で勉強していた期間はもったいなかったなと思います。日本でできることなので、ワーホリ前に学習できていれば、ワーホリのスタートは違ったなとも感じています。

仕事などで時間を取られ、事前に英語に触れる機会が少なかったとしても、現地での勉強法の一つとして、これからワーホリに行こうと考えている方のお役に立てれば幸いです。

ライター:Yuko

イベント業界の裏方として10年以上勤務。イギリスワーホリを境に国外案件も担当し、現在は仕事と子育てに日々奮闘中。ワーホリを経験して、自分の行動次第で将来は変えられると実感できました。出会った多くの人に影響され、この先もまだまだ挑戦して行きたい!旅行の際は個人手配で、皆の笑顔を考えたルートを探す事が好き&コーヒー好きのワーママです。最近は海外の子育て中の働き方をよく調べます。

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