カナダにワーキングホリデーで行く際に気になるのが、現地での物価や交通手段ですよね。
その他にも、日本の食材はどんなものが売っているのか気になる方も多いと思います。
ここでは、バンクーバーより多少物価は高いですが、私がワーキングホリデーで行っていたウィスラーを例にご紹介します。
ウィスラーでの物価
最初に言っておきますが、基本的に日本より物価は高いです。驚くほど高いというわけではないですが、日本より生活費はかかります。
例を挙げますと、
・牛乳・・・2Lで4カナダドル(約360円)
・ペットボトルの約600ml入りジュース・・・約200円
・茄子1本・・・120~200円
などといったように日本より少々高いものが多いです。
私が特に高いと感じたのは葉物野菜と魚類です。もちろん時期によって値段は大きく変わりますが、冬に鍋が食べたくて白菜を買ったら1個600円したなんてこともありました笑
ウィスラーの街は山側で標高が670mもあることもあり、魚は売っている種類も少なく、比較的高くなっています。
肉は安いものだと100g、100円程度で売っています。
お酒などは日本より酒税が高いものの、値段は日本と同等レベルの値段で売られています。むしろ、ものによっては日本より安いものもあります。
その他には、
・チョコレート・・・板チョコ1枚サイズ(100g)で400円
・ポテトチップス200g(日本でいうと通常サイズ2、3個分)・・・300円
・アイスクリーム1.6L・・・300円〜500円
だったりします。
商品によって高く感じるものもありますが、基本的にサイズが大きいので実際には日本とさほど値段が変わらないものもあります。
もちろん販売店によって値段は違いますし、まとめ買いやセールなどで値段が安くなる場合もありますのでチェックが必要です。
外食
外食は日本に比べると圧倒的に高いと感じるでしょう。
マクドナルドなどのファストフード店でセットを頼むと、一番安いもので800円ほどします。
コーヒーやジュースなどの基本的な飲み物単体だと100円~200円ほどと安く購入できます。
レストランや居酒屋、バーなどに行くと1品8,900円〜というものがほとんどでしょう。それより安いものが置かれている店もありますが少数派です。
お酒もビールが1杯500円ほどで、いい店に行けばもう少し高くなります。
私自身も外食はなるべく控えて、自炊をしたりするなどして節約していました。
日本食
ウィスラーで日本食はたくさん売られています。小さいですが日本食を専門に販売しているフジマーケットというスーパーがあります。そこでは日本のカップラーメンやお菓子、冷凍食品(おでんや肉、アイスなど)、納豆、調味料が販売されています。
ただし、日本産のものは輸送費がかかっていますので高いです。納豆が3つ入りで約300円、500ml午後の紅茶が250円、カレールー(8皿分)が500円といった感じで日本の2、3倍の値段で売られているものが多いです。
日本で食べるタイプのお米や豆腐も売られていますが、基本的にアメリカ産など日本以外の産地です。
日本でよく見かける調味料や食品でも、日本産のものでない場合もよくあります。
お米や豆腐、味噌、醤油、ポン酢、インスタントラーメンなどの商品は、フジマーケット以外のウィスラー内のスーパーでも売られていることが多いです。
上記より、ウィスラーでは様々な日本食が売られていますので、日本食に困ることは少ないでしょう。ただし値段が高いので節約したい方には手が出しにくいものと言えます。
私も必要最低限の調味料以外はたまにしか購入していません。
日本食レストラン
日本食レストランも4、5店舗あり、主に寿司レストランが多いです。握り寿司もありますが、外国人が好む巻き寿司の割合が多くなっています。
寿司以外にも、から揚げや天ぷらなどを提供しているお店もあります。
ウィスラーの交通手段
ウィスラー内での交通手段は車、バス、タクシーの3つが主になります。夏はマウンテンバイクやスケボーなどで移動している人もたくさんいます。
私自身タクシーは数回しか利用しておらず詳しい料金体制はわかりませんが、その時利用した料金は20分(7km)ほどの移動で3000円でした。
日本とそこまで変わらないのではないでしょうか。
バスはウィスラー市内では一律2.5カナダドル(約220円)です。
ウィスラーの端から端までが、バスで1時間ほどです。1日、10回券、1ヶ月、3ヶ月、半年、1年の種類のパスが販売されています。
冬は利用者が増えますので、バスの本数が増えます。
両替機がなく、大きな札しかないのを運転手に伝えると「乗っていいよ」と言われてタダで乗っている人も見かけました。
バスの始発は5、6時で、終バスは深夜3時過ぎまであります。
夏の6~8月頃の週末は、バスの料金が無料だったりします。
日本では考えられないですね!
ワーホリで行く人が車を購入するのは期間も短く難しい場合が多いので、冬はバス移動になるでしょう。バスが必要ない立地の場所に住めば別ですが。
夏は自転車での移動が非常に便利です。
ヒッチハイクをしている人もよく見かけますね。私もバスが来るまで30分ほどあった時に、距離的には10分ほどの移動なので一度ヒッチハイクしました。
ウィスラーは治安も良く優しい人が多いですが、ヒッチハイクが絶対安全とは言えませんので、行う場合は注意が必要です。
バンクーバー空港からウィスラーの交通手段
空港からウィスラーまでの公共での交通手段は2つあります。
1つ目は空港から直接ウィスラー行きのパシフィックコーチというバスです。空港から直接行けるので、とてもわかりやすく楽です。片道6000円ぐらいです。
2つ目はバンクーバー市内まで電車で行き、市内からグレイハウンドというバスに乗ってウィスラーに行くものです。電車とバス合わせて片道3000円ほどです。
ただし、初めて行く方はバス停までの行き方や時刻などの、しっかりとした下調べがないと道に迷うおそれがあります。さらに、荷物を持っての電車での移動は不便で大変です。
まとめ
カナダのウィスラーは日本に比べ物価が高いですが、生活に困るほどではありません。日本食もたくさん販売されており人気があります。
交通手段も困ることはないでしょう。
私も物価や交通、日本食の面で困ったことはありませんのでウィスラーは安心できる場所です。
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