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【ワーホリ体験談】パースから5時間、マンジマップのファーム体験

今回のオーストラリアファーム体験談は、ウエスタンオーストラリアのパースから車で5時間ほどの、「マンジマップ」という場所でさまざまなファームを経験した女性、Nさんにお話を伺いました。マンジマップでのファーム生活は、一体どのようなものだったのでしょうか? 早速ご覧ください。

目次

ファームについて

働いていたファームについて教えてください。

ファームの場所は?またそこはどんな街ですか?

場所はマンジマップで、パースか、車で5時間くらいのところにある、小さな町です。町はすごく小さいけど、ウールワース、コールス、ターゲットなど、必要なお店は充実してました。

マンジマップへの行き方は?

パースからバンバリーという街まで電車、バンバリーからマンジマップまでバスを使います。わたしの場合は、ワーキングホステルにステイすることが決まっていたので、マンジマップのバスストップにホステルのオーナーが、迎えにきてくれました。そこから、ワーキングホステルまで車です。電車とバスはtransWAというサイトで電車とバスのチケットを予約しました。

ファーム名と働いた時季、ファームのシーズンを教えてください

私は何個かのファームを経験していて、ファーム名までは覚えてないですが、

①7-9月: トリュフファーム(シーズンは6〜9月位)ここは、9月にはほとんど仕事なくて一日4時間とかでした。それまでは、結構長く働けてました!

②10月: アボカドピッキング(10,11,12月)小さいファームだったので、一週間くらいの仕事でした。

③9-11月: アボカドパッキング(8〜11月)

④11月: りんごの木のプルーニング(7〜11月)

⑤11-12月: ブロッコリーピッキング(10〜4月)

ファームはどうやって見つけましたか?

NORMALEE MANORというワーキングホステルにステイしていたので、そこのオーナーからの斡旋でした。ワーキングホステルは友達から紹介してもらいました。

セカンドビザは取れますか?

ホステルが紹介してくれるファームは全てセカンドビザを取ることができます。ただ、念のためポストコードはチェックしていました。

ワーカーの国籍と割合を教えてください

時期によりますが、フランス40%、イタリア40%、台湾10%、その他10%(イギリス、日本、スウェーデン、ドイツ)

ファームのマネージャーやコントラクターについて教えてください

ファームのマネジャー、コントラクターはみんなオーストラリア人でした。とてもいい人ばかりで、嫌な思いをした事はほとんどありません。

仕事について


▲ブロッコリーファームにて。

仕事の内容を教えてください

トリュフファームでは、ハンターがトリュフを見つけて、蛍光のテープで目印を付けているので、それを探して、トリュフと蛍光テープを回収していきます。ここまでがピッキング作業です。

取ったトリュフの数と重さを計り、ハンターの名前と、取れた畑のブロックがわかるようにノートに記載します。回収した蛍光テープの数が、ハンターが使ったテープの数と一致しているか確かめます。もし数が合わなければ、再度トリュフを探しに行きます。

そのあと、トリュフをブラシを使って洗い、泥や虫、小さい石を取り除きます。 トリュフのグレードを選別するのはファーマーがやるので、私達はオーダーに合わせて仕分けされたトリュフを一つずつ個装し、パッキングします。

アボカドピッキングでは、アボカドの木から形のいいアボカドをピッキングします。木の上の方にあるものは、背の高い男性が主に取って、女性は低いところや、木の幹に近い所まで入っていって取ります。

一個がなかなか重たいですし、バケツなどに集めたアボカドを大きいコンテナに移し替える際には、優しく扱わないとアボカドが痛んでしまうので、簡単そうでとても気を使う作業でした。

アボカドパッキングでは、機械から流れてくるアボカドをひたすらパックに詰めて行きます。アボカドを手に取りくるっと回転させながら全体をみて、傷の有無、あっても大丈夫な傷、小さくてもパックしてはいけない傷などがあるので、それを瞬時に見分けて、パックして行きます。

りんごの木のプルーニングの仕事は、枝が生い茂った木の枝を、ひたすら切って行きます。切っていい枝にはルールがあるので、それに従って切っていきます。難しくはないですが、枝が硬いので結構重労働でした。かつ、高いところの枝もハシゴを、つかって切らなければいけないので大変でした。

ブロッコリーピッキングでは、5〜8人を1グループとし、一列に並んでブロッコリーを刈っていきます。大きい葉をかき分けて、ブロッコリーの根元をざくっと切って収穫します。

仕事の日の1日のスケジュールを教えてください

ファームによって異なりますが、基本的に朝5:30起床、6-7時にはファームに到着し、作業開始、15 分程度の休憩が10:00、3:00の2回あります。4-5時には終了し、ホステルに帰宅します。

お金について

読者の皆さんの気になるお給料について教えてください。

お給料は時給制?歩合制?

私が経験したりんごの木のプルーニング以外は全て時給制でした。りんごの木のプルーニングのみ歩合制でした。

1日にどれぐらい稼げましたか?

1日170AUDくらいは稼げていたと思います。

暮らしについて


▲ホステルではいろんな国籍の料理をみんなで分けわって食べることもあります。

ファームでの普段の暮らしについて教えてください。

住んでいたのはどんなところですか?

ワーキングホステルで、シェアルームです。最大10人部屋、最少3人部屋。カップルルームもありました。

ワーキングホステルの環境は良かったですか?

とても良かったです。ただ、土地的に寒さには勝てませんでした。国籍の比率はワーカーのほとんどがここに住んでいたので、ワーカーの比率と同じです。

家からファームまでの行き方を教えてください

ホステルのオーナーが出してくれるバスに乗って移動するか、同じファームで働いている人が車を持っていれば、同乗せてもらいます。私は途中で車を買ったので、自分の車で移動していました。

休みの日は何をして過ごしましたか?

休みの日は、パースまで出かけたり、近場のビーチにみんなで行ったりしました。パズルやカードゲーム、映画を見たりして過ごす日もあります。基本的には、他の国の人達と飲む事が多かったです!

おわりに


▲ファームで開催されたクリスマスパーティーのサンタさん。

結局そこのファームはおすすめですか?

ファームはどのファームもおすすめです。ただし、りんごのプルーニング以外。プルーニングは重労働で歩合制なのでいくら頑張っても稼げなくて女の子にはなかなか、きつい。

仕事でキツかったこと、大変だったことは何ですか?

キツかった事は、同じ作業の繰り返しなので、飽きました笑
大変だったことは、時にファーマーやマネジャーの英語が速すぎて聞き取れなかったこと笑 「その時は分かったふりをして、後でさりげなく聞き返す」という技が身につきました笑

英語は上達しましたか?

ファームでは、直接オーストラリア人と話すので、生きた英語の習得と、リスニング力がつきました!ホステルではいろんな国の人と話すので、文法よりも、単語や身振り手振りを使ったボディランゲージで”伝える”力がつきました!

編集後記

今回のファーム体験談はいかがでしたか? マンジマップという比較的珍しい場所で暮らし、さまざまなファームを経験したNさん。セカンドビザを取得後は、ダーウィンで2年目のワーホリを満喫中だそうです!

ちなみに、2016年は稀に見る不作の年で、ファーマーによると16年ぶりの不作だったそう。そして「来年はビッグイヤーになる」と言っていたので、今年はシーズンに行けば沢山仕事があるかもしれない!?ということです。16年前もそうだったらしいですよ。

【Nさんのダーウィンでの体験談】

https://workingholidaygo.com/experience/darwin-life

【ファーム体験談まとめ】

https://workingholidaygo.com/experience/farm/farm-matome

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