イギリスのワーホリに申し込みしようとしている人は、イギリスのワーホリではどの程度初期費用が必要なのか興味があるところではないでしょうか。
いくら抽選とは言え、ワーホリ申請時にもある程度の費用が必要となります。
そこで今回は、イギリスのワーキングホリデーでどの程度初期費用が必要なのかをご紹介していきます。
イギリスのワーホリビザ申請時に必要な費用
イギリスのワーホリビザの抽選に当選し、ワーホリビザを申請する際には、下記の費用が必要になります。(2019年版)
申請料金などは、毎年変動がありますから目安としてください。
- 申請料金 244ポンド(約35,000円)
- NHS保険料 600ポンド(約90,000円)
- 資金証明として必要な額 1890ポンド相当以上(約270,000円)
これだけの額がワーホリビザ申請時に必要です。
資金証明は当面の生活をしていけるだけの資金があるかどうかということですが、為替レートは変動があるので申請時の為替レートのチェックが必要です。
また資金証明として提出する額には余裕があった方が良いので、少なくとも40万円くらいは準備しておくことをおすすめします。
そう考えると、ワーホリビザ申請時に必要な費用は約55万円ということになるでしょう。
イギリスワーホリでの生活面で必要な費用
ワーホリは申請だけして受理されればOKではありません。その他にも下記のような費用が必要です。
- 航空チケット代 10万円〜15万円
- 海外留学ワーホリ保険 15万円〜25万円/年
- 当面の生活費(ロンドン3ヶ月分) 50万円
- 学費(必要な場合) 例:語学学校3ヶ月分 30万程度(学校やコースによる)
こんなところでしょう。
航空チケット代や留学・ワーホリ保険については探せばもっと安い方法があります。
またイギリスワーホリは最長2年間なので往復チケットを購入する必要はなく、片道でも問題ありません。
また資金証明として提出している額を、これらの費用に充てることもできます。
つまり40万程度資金証明として提出しているものから、航空券や保険、そして生活費にして良いということです。
ただし申請までに資金証明として指定されている額を下回らないように注意が必要です。
生活面で必要な費用は、人によって非常に差が出るところですが、語学学校に通う人で130万円程度、語学学校には通わない人なら100万円程度といったところでしょう。
イギリスのワーホリ申請時には、その程度資金があれば安心して旅立てるという目安にしてください。
イギリスワーホリで費用はどのくらいあればいいのか
ここまでの内容は申請時に必ず必要な費用と、目安とした渡航費・生活費の費用ですが、では実際にはどのくらい費用が必要なのかについても、少し触れておきます。
私がイギリスにワーホリで行ったときには、学校に行く気がなかったこと、家探しも仕事探しもすぐにできるという根拠のない自信があったことから、かなり少なめの費用でワーホリを開始しました。
交通の便がよく、そこそこ治安も安定している地域フラットシェアで、家賃が週95ポンドでした。
今は物価が上昇しているためか、同程度の物件で週110ポンドはするようです。
仕事についてはまず日系レストランでの仕事を決め、そこで働きながら現地企業での仕事を探しました。日系レストランでも、最近ではきちんと法律を守った額の収入が得られるので、貧乏で困ることはないでしょう。
まかないも出るので、食費も浮きます。
また私の場合は安い航空券を見つけ、海外留学・ワーホリ保険も必要な部分をセレクトできるタイプにして費用を抑えました。
そんなことをひっくるめて考えると、絶対に必要な費用は40〜50万円くらいかなと思います。
ただしそれは語学学校に通わない人で、ある程度英語力があったり、コミュニケーション能力が高かったり、特別なスキルがあって自信を持って仕事をすぐに見つけられる場合です。
イギリスは物価が高めの国ですから、不安がある人はできるだけ費用を準備してワーホリにのぞみましょう。
まとめ
今回はイギリスのワーキングホリデーで必要な費用をまとめてみましたが、十分な費用を自分が持っているかどうか判断ついたでしょうか。
これを参考にイギリスのワーキングホリデーの抽選に応募する際は、自分が十分な資金を持っているかどうかも考えて応募することをおすすめします。
次の記事では、イギリスのビザ申請方法や当選後の流れについて解説いたします。
【ライター:poohish】
過去のイギリス滞在歴5年弱。学生ビザで約3年、ワーホリビザで約2年滞在していました。ワーホリ中はスタバとオフィスでWワークの時も。現在はフリーランスでライターと語学・旅関連のお仕事をしながら、海外に住んでいるときもあります。
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