イギリスにワーキングホリデーで行く人は、長期間の滞在になることもあり、銀行口座の開設を考えるでしょう。
しかし、海外で口座開設となると不安なこともありますよね。
でも安心してください。学校に通ったり、現地で仕事をしたりする人なら、イギリスの銀行口座開設は難しくありません。
この記事では、イギリスでの銀行口座開設方法をご紹介します!
イギリスの主要銀行とおすすめの銀行
まずはイギリスの主な銀行とおすすめの銀行についてご紹介します。
イギリスの主要銀行
イギリスの主要銀行は、下記の4つとなります。
- HSBC
- Lloyds TSB
- Barclays
- NatWest
HSBCやLloyds TSBは聞いたことがある人も多いかもしれませんね。
ワーキングホリデーにおすすめの銀行は『Lloyds TSB』銀行
上記の主要4銀行の中で、ワーキングホリデーの人におすすめしたい銀行は、『Lloyds TSB』(以下Lloyds銀行)です。
Lloyds銀行は、古くから語学留学でも口座開設がしやすいことでよく知られていて、長期語学留学生のほとんどがLloyds銀行の口座を持っていた時代もあるくらいです。
外国人に優しいことでも知られています。
現在はLloyds銀行に加えて、Barclays銀行もワーホリビザ所持者の中では人気のようです。こちらも短期滞在の外国人が口座を開設しやすいことで知られているようです。
ワーキングホリデーの場合、2年間だけという短期間の口座所持になるため、利率などよりも口座開設のしやすさで銀行を選ぶべきでしょう。
もしも紹介レターを作成してもらった学校や職場で、銀行を指定されなかった場合は、Lloyds銀行かBarclays銀行のどちらかに行ってみてください。
次の段落からは、実際にイギリスの銀行口座を開設する方法を解説していきます!
イギリスで銀行口座を開設する際に必要なもの
イギリスで銀行口座を開設するには、以下の書類が必要です。
- パスポート
- ビザ
- 学校や職場からの紹介レター
- イギリスでの住所
基本的にはこの4つが必要になりますが、銀行によっても異なるので、口座を開設する銀行を決めたら、一度その銀行に訪れて必要書類を確認してみましょう。
学校や職場からの紹介レターについて
ワーキングホリデービザを持っている場合は、語学学校に通ったり、最初から仕事をしたりと、人によりイギリスでの過ごし方はそれぞれです。
しかし銀行口座の開設をする場合は、学校や職場からの紹介レターが必要になるので、単にイギリス国内を旅するだけの場合だと、銀行口座の開設は難しいでしょう。
学校から紹介レターをもらう場合は、その時点でその学校で一定期間学ぶことが決定している必要があることも。その辺りの規定は学校により異なるので、学校に通う人はまず学校の受付で銀行口座開設のためのレターを書いてもらえるかを問い合わせてみましょう。
学校に通わず仕事をする人については、まずは仕事を探すことが必要です。面接などの際に、銀行口座開設のための紹介レターを書いてもらえるかどうか確認をしておきましょう。
ほとんどの場合は承諾してもらえるので、あまり心配することはないでしょう。
イギリスの銀行口座開設方法
学校や職場から銀行を指定されることもあるので、指定された場合はその銀行に行くようにしてください。
口座開設をする銀行の営業時間内に銀行を訪れ、受付カウンターのような場所を探します。お金のやり取りをする窓口とは別の場所になります。見当たらなければ窓口に行くといいでしょう。
そこで、銀行口座を開設したいことを伝え、必要書類を提出すれば、あとは銀行の方でどんどん手続きをしてくれます。
英語に不安があると緊張してしまうかもしれませんが、
[chat face=”woman1″ name =”poohish” align=”left” style=”type1″]I’d like to open an account, please.(口座開設をしたいのですが)[/chat]
というフレーズさえ知っていれば、あとはあまり英語がわからなくてもなんとかなります。
このとき紹介レターを見せながら言えば、どんな口座が必要かも銀行側が判断できるので、おまかせしてしまっても問題ありません。
イギリスには、『Current Account(普通預金口座)』と『Saving Account(定期預金口座)』がありますが、Current Accountを開設したあとに、Saving Accountも同じ口座で作ることができる銀行もあります。
[chat face=”woman1″ name =”poohish” align=”left” style=”type1″]私は『Lloyds銀行』に口座がありましたが、簡単にオンラインで管理ができ、オンラインで定期預金口座も作成し、定期預金口座の方にお金を貯めていました。[/chat]
「定期」と言いますが、いつでもオンライン上で普通預金口座の方に出し入れできたので、とても便利でした。
口座開設時の注意点
ちなみに必要書類が揃っているのに、口座開設を断られた場合は、別の銀行を試してみると口座が開設できることもあります。
そしてイギリスでは意外と見た目で判断されがちなので、銀行口座の開設に行く際には、清潔感のある格好で行くことをおすすめします。
まとめ
イギリスで銀行口座を開設するのは、必要書類さえ揃っていれば難しくありません。
しかもATM使用料はほとんどの場合24時間無料です。自動的に発行されるデビットカードもお買い物をするときにキャッシュレスで決済ができるので、とても便利なはず。
ワーキングホリデーでイギリスに行く人は、たとえ働く予定がなかったとしても、銀行口座を開設しておくといいでしょう。
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【ライター:poohish】
過去のイギリス滞在歴5年弱。学生ビザで約3年、ワーホリビザで約2年滞在していました。ワーホリ中はスタバとオフィスでWワークの時も。現在はフリーランスでライターと語学・旅関連のお仕事をしながら、海外に住んでいるときもあります。