【ワーホリ体験談】「自分が海外でどこまでできるか試したかった」

ワーキングホリデーをする理由は人それぞれ、様々な理由がありますよね。

また、最初は違う目的があっても、海外滞在中に新しい目標ができたりということもよくあります。このワーホリ体験談の記事では、海外で目的を持って頑張っている方々にインタビューし、これからワーホリに行くあなたの参考に、また不安を少しでも解消できればと思い書いています。

今回は、ある技術職の仕事をするために、オーストラリアでワーホリをしているZさんにお話を伺いました。具体的な職業は掲載しないという条件でインタビューを受けてくれたので、”技術職”という記載にさせていただきますので、ご了承ください。

目的を持ってやってきたオーストラリア

「オーストラリアに来てどれぐらい?」

Z「1年8ヵ月です。」

「オーストラリアでは、どこに住みましたか?」

Z「シドニーに11ヵ月、バンダーバーグ3ヵ月半、メルボルン4ヵ月で、今はブリスベンに住んで2ヶ月目です。」

「仕事は何をしていますか?」

Z「日本でしていた技術職の仕事をオーストラリアでもしています。」

「どうしてワーホリに行こうと思ったんですか?」

Z「自分の技術、実力がどのくらい通用するのか試す為にオーストラリアに来ました。 私は日本で高校までしか英語の勉強をしていなかったし、高校を卒業して10年位経つので英語力はほぼゼロでワーホリに来ました。”自分の実力だけで仕事ができるのか“試したかったのでオーストラリアに来ることを決めてからも勉強しませんでした。」

「Zさんの技術職って、どこで探したんですか?」

Z「仕事を紹介してくれるエージェントみたいなところがあって、仕事は日本で決めてからオーストラリアに行きました。そのあとはツテを頼りに11ヶ所の職場で働きました。そのうち日本人オーナーの職場は2店舗であとは多国籍、ローカルですね。
今はブリスベンのシティからかなり離れた所に住んでいて、ローカルの職場で働いています。買い物に出かけても日本人は見かけないし、家も英語、仕事も英語で英語漬けの毎日です。」

「日本とオーストラリアで仕事に対する考え方とか、やり方、お給料に違いはあるんですか?」

Z「仕事の内容は基本的に同じです。が、違いはかなりたくさんあります。
時給は日本の倍以上、来るお客さんも倍以上!さすがオーストラリアだな!と思います
考え方は職場のオーナー次第なところがあるけど今の職場はお客さんも職場もみんなハッピーがモットーなので最高ですよ。」

バンダバーグのファームでセカンドビザを取得

「Zさんは今、セカンドビザで2年目ということですが、ファームでビザを取ったんですか?」

Z「はい。バンダバーグのファームで働きました。」

「バンダバーグのファームではどんなことをしてたのですか?」

Z「トマト、ズッキーニ、カプシカム、ミニカプシカムのピッキングです。」

「色々やったんですね。ファーム生活で起こった印象的な出来事はありますか?」

Z「オーストラリアのニュースを全然見ていなくて、ストームの中でピッキングをしていたことを後から知ったことですかね笑 野菜の成長は操作できないので、雨の中でもよく作業をしていました。」

「ファームの仕事で辛かった ことはありますか?」

Z「1番は、野菜を入れるバケツが重いということでした。最初の1週間は本当にバケツが持ち上がらなくてとても辛かったです。慣れて持てるようにはなるけど、やっぱりとにかく重いです。私は最短でセカンドビザを取ることを目的にファームに行ったので念のため96日働いてビザの申請をしました。 ファームはアジア人ばかりだったけど、50人くらい友達ができたこと、野菜の成長過程やどのようにして毎日美味しい野菜を食べられているのか知ることができて本当にいい経験をしたと思います。」

メルボルンでトラブル発生

「2年近くオーストラリアにいると、色々起こりそうですが、何かトラブルなどありましたか?

Z「メルボルンでシェアハウスを借りた時に、ボンドが返ってこなかったことがあります。」

「詳しく聞かせてください。」

Z「オーストラリア人のオーナーから1つの家を3人で(オウンルーム3部屋)借りていました。ボンドは1ヵ月分のレント$650でした。

元々2人の女の子がオーナーと直接1年間のコントラクトを組んでいて、私はそのうちの1人から又貸し状態でお部屋を借りました。

なのでその女の子に$650を渡し、領収書を貰っていなかったんです。その子からは「あと3ヵ月で契約が終わるから、出る時に問題がなければボンドは返ってくる」と言われていました。私たちは3ヵ月で契約が終わる日にその家をでました。

次の日に家のチェックをし、何もなければボンドを返すということで予定を組んでいたのですが当日になって「もう新しい人が住んでいるからチェックはできないし、そもそもボンドなんてもらってない」と言い出し、私たちも領収書をもらっていなかったので証拠になるものがなく…それからはオーナーは逆ギレ。

「俺は移民局に友人がいる。これ以上電話とかしてきたら移民局に言って強制帰国させてやる!」と言い出しました。シェアメイトがオーナーに色々話をしてくれましたが、やはり領収書がないというのが1番のポイントでボンドを返してもらうのは難しいとのことでした。」

「結局ボンドは返ってこなかったんですね。。。」

Z「はい。そのあとはシドニーに移動して知り合いのお家に住みました。」

「これを読んでいる人に気をつけた方がいいことなどありますか?」

Z「お家を借りるときには必ず領収書をもらうこと!
借りた時に気づいた壊れた部分や、元からあるキズは写メなど撮っておくようにした方がいいです!」

Z「でも、悪いお家ばかりではないですよ。シドニーで借りていたお家ではオーナーがオージーで、日本で4年間英語を教えていたとのことで、日本語も少し話せるし、毎週50分の無料英語レッスンをしてくれたり。日本から遊びにきた家族をお家に招いてくれて一緒にコーヒーを飲んだり、すごく良くしてもらいました。」

さいごに

「ワーホリが終わってからの将来のプランはありますか?」

Z「具体的なプランは決めていません。独立という目標はあり、ほかにもいくつかやりたいこともあります。まだまだ自分の強みをつくろうと思っています。」

「Zさん、今回はどうもありがとうございました!」

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