【体験談】カナダで働いたレストラン・ローカルジョブゲットのコツ

カナダでワーキングホリデーに行った際には、よほどお金に余裕がある方以外は仕事に就くことになるでしょう。

また、せっかく海外で仕事をする機会ですので、ローカルで英語をたくさん使える仕事をしたいですよね。

ここでは、私が実際にカナダのウィスラーにて、ローカルレストランで働いた経験を交えながら、ワーホリでの仕事についてご紹介します

ローカルレストランのキッチンでの仕事

私がカナダのウィスラーで主にしていた仕事は、レストランのキッチンでのDishwasher(皿洗い)とLine Cook(調理)です。私の周りの友達もレストランで働いている人が8割ほどでした。

私の友達でレストラン以外の仕事で働いていた人は、ハウスクリーニング、スーパー、花屋、クレープ屋、マウンテンバイクショップ、スキーショップ、スポーツインストラクター(スキー、スノーボード、マウンテンバイク)をしていました。

今回は私が働いていたレストランの仕事内容などについてご紹介します。

カナダで仕事を始める前に必要なもの

カナダで仕事を始めるためには以下のものが必要です。
・パスポート
・カナダで働けるビザ
・カナダでの銀行口座
・履歴書(C.V)
・SIN (Social Insurance Number: 社会保険番号)

SINの取得はウィスラーでは月1回しか行っていませんので、日程が合わずお急ぎの方は、バンクーバーまで行く必要があります

絶対必要というわけではありませんが、カナダでの携帯電話もあると便利です。
その他に、発行に1、2ヶ月ほどかかりますが、BCIDというカードを作っておけばBC州でのIDとなりますので、作っておくと基本的な身分証明にパスポートを持ち運ぶ必要がなく長期滞在者には便利です


ウィスラーでの求人

カナダのウィスラーでの求人情報で一番メインと言えるのが、ウィスラー市内に無料で置かれている週間雑誌のPeakです。雑誌の後ろの方にウィスラーでの求人情報がたくさんあります。

その他には、オンラインで求人を行っているところもあります。
働きたいところがあれば、求人情報に沿ってメールや電話で応募となります。

その他に、履歴書を印刷して飛び込みで履歴書を持ち込み、交渉するというスタイルもあります。

ウィスラーで一番安いレストラン

私が働いていたのは、El Furniture Warehouseというレストランです。Warehouseグループはカナダ全土に10店舗以上展開している企業で、カナダでは非常に安い1品4.95カナダドル(約440円)という低料金でフードを提供しています。

ウィスラー内のレストランに行けば、通常フードは1品8,900円以上するのでとても安いと言えるでしょう。回転率が良く、いつ行っても外に行列ができている印象があり人気のお店です。

Warehouseを選んだ理由

私はあまりお金に余裕を持ってカナダに行かなかったため、到着後なるべく早く仕事が必要でした。必要書類を入手後、求人しているレストランにいくつか応募して一番返信が早かったWarehouseで働くことにしました。

メールで履歴書を送付した翌日に電話がかかってきて、そのまた翌日に面接をすることになりました。面接と言っても働ける期間、時間を聞かれただけです。面接の三日後には仕事がスタートしました。

仕事内容

私は日本での飲食業界で働いた経験がなかったため、Dishwasherという職種で応募しました。

簡単に説明すると、食器やフライパンなどの汚れを落とし、業務用の食洗機(1回1分ほどで終了)に入れ、その後それらを元の位置に戻すという作業を一人で繰り返します。

私はフルタイムで働きましたので、1日7~9時間を週5日です。私の働いていたレストランはラストオーダーが0:30と遅かったため、繁忙期での夜シフトの場合は終了が深夜3時近い日もありました。

安く回転率がいいレストランなので、忙しいと休憩もほぼありませんでした。なので最初の1週間は、仕事に慣れてないこともあり大変で辞めようかと考えるほどでした。慣れてきても大変なのは変わりありませんでした。

本当に忙しくて間に合わなくなると、調理の方が手伝ってくれたり、働いていたメンバーがとても気さくで楽しい人ばかりだったので仕事が続きました。

Line Cook(調理)

1ヶ月ほどDishwasherを続けると、調理をしてみるかと聞かれました。もちろんやってみたかったので、挑戦させていただきました。調理業務経験はありませんでしたが、1ヶ月ほどで大体の仕事を覚えることができました。

仕事を覚えた後はスムーズに作業をすることができ、上司の方々からよく褒めていただきました。

冬は別の仕事もしていましたので、レストランは夜シフト固定でクローズ担当がほとんどでした。調理終了後に冷蔵庫・冷凍庫の整理など、次の日へ向けての作業も自然と覚えていきました。

基本的に忙しいレストランなので、仕事そのものが大変なのですが、無断欠席などにより一人少ない場合などは、スピードアップが必要で特に大変でした。

最終的には、英語がそこまで達者なわけではなく職場にはケベック出身のカナディアンが多くフランス語が飛び交うこともしばしばありました。

そのため言葉数は少なかったです。しかし、仕事の早さなどの仕事ぶりを認めていただき、Leadと呼ばれるシェフを含め5、6人いる地位になりました。日本でいうところのバイトリーダー的な存在です。

その他の仕事内容

私はしていませんが、オーダーをとったり皿を下げたりするサーバーやバッサーといったいわゆるホール業務やバーテンダー、DJなどの仕事があります。

仕事での特典

毎回1食好きなものをまかないに作れます。持って帰ることもできますし、仕事中にその場で食べることもできます。忙しい日で夜の仕事の日は、仕事中に食べる時間がなく晩御飯が深夜1時ごろになることもありました。

その他には、その店で使えるビール券をいただくことがよくありました。
私の場合は時給14ドルスタートで、最終的には15ドルになりました。
それとは別にどのレストランでもそうですが、チップがもらえます。

レストランのチップは、その期間の客数などによって変わります。キッチンで2週間100~170ドルほどではないでしょうか。

金額はわかりませんが、バッサーやサーバーといったホール業務の方が、もらえるチップは高くなります。

ローカルレストランをゲットするコツ

日本人は日本食レストランで働いている方の割合の方が圧倒的に多いです。私は日本人があまりいない環境で働きたかったので、ローカルレストランに絞って応募しました。

正直ローカルレストランをゲットするコツというのはありません。閑散期の5月と、特に雨季でウィスラー内の半分近いレストランがクローズする10月を除けば、基本的に求人を出しているレストランは多々ありますので、応募すれば雇ってもらえる場合が多いしょう

ただし、最低限の受け答えができる英語力は必要とされるでしょう。

まとめ

カナダのウィスラーで仕事に困ることはまずないでしょう。ウィスラーは人々の入れ替わりが激しく、人がずっと足りているレストランはほとんどありません

カナダの人は日本が好きで、日本人に優しく接してくれる人の割合が非常に多いです。

日本にいる間に仕事を決めることができる職場もありますが、そこまで焦る必要はないでしょう。

【関連記事:仕事ゲットのために最低限の英語力をつける】

https://workingholidaygo.com/english/online_school

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