ワーホリ行っても英語が喋れない、たった1つの理由とは

ワーキングホリデーは、海外で働きながら語学を学べたり、その国に長期滞在できることが魅力ですよね。

この記事を読んでいるあなたもきっと、「ワーホリに行ったことがある。」または「行きたいと思っている。」のどちらかでしょう。

ちなみに、あなたがワーキングホリデーに興味を持ったきっかけは何ですか?

・海外で長期間暮らしてみたい
・海外で外国人の友達や恋人を作りたい
・オーストラリアでサーフィン三昧したい
・海外の文化に触れてみたい

人それぞれ、様々な答えが返ってきそうですね。

でも、やっぱり一番は「英語を喋れるようになりたいから」

ではないでしょうか?
実は私も2015年、ワーキングホリデーを利用し、オーストラリアに1年間住んだことがあります。

しかも30歳で、ギリギリのワーホリでした。1年間、英語を実際に使いながら仕事をして外国人の友達をたくさん作って、帰国する頃には英語がペラペラになっている自分を想像していまた。夢を抱いて出発しました・・・

オーストラリアで3ヶ月間、語学学校に通い、バイトをしながら 1年間過ごしました。
さて、1年後の私は、1年前の私と比べてどうなったでしょう??

30歳で会社を辞め、1年という貴重な時間とお金を使って行ったワーキングホリデーです。私は夢を持ってワーホリに出発しましたが、ワーホリ中、語学学校に3ヶ月通うも一番下のクラスから抜け出せず、英語が上達しないので、友達は日本人ばかり。

もちろんバイトも英語をほとんど使わない日本食のお店でしか雇ってもらえませんでした。そしてそこで働く同じワーホリの仲間も私と同じように英語を学びに来たはずが、
満足に英語を話すこともできず、ズルズルと日本語しか使わない仕事をしていました。

バスや電車、カフェでは外国人から喋りかけられないようにイヤホンで耳を塞ぎ、外国人と目があってもすぐそらすようになっていました。

そうして私のオーストラリアでの1年が過ぎ、帰国後もワーホリの経験を生かした仕事はできず、現在派遣社員として働いています。もちろん1年間海外で暮らしたのに英語ができないなんて恥ずかしくて誰にも言えません。認めたくはないですが、私のワーホリは失敗しました。

さて、ここで私がオーストラリアで出会った日本人のY君の話をしたいと思います。
彼との出会いは、私が日本に帰国するちょうど1ヶ月前のことでした。

私が働く日本食レストランに彼がお客さんとして外国人の友達数人とやってきました。
オーストラリアの日本食レストランでは日本人のお客さんもよく来るのでそう珍しくはないのですが、彼は外国人の中で日本人一人だけ。

しかも流暢な英語で友人達と楽しげに会話していました。その姿は、英語がロクにできない私からしたらとてもカッコよく見えました。

食事を終え、Y君がお会計にきました。私は彼らのお会計を担当したのですが、その時に少しY君と会話をし、

「英語、ペラペラですね!羨ましいです…オーストラリア長いんですか?」

と尋ねました。するとY君の答えは驚くことに、

「いえ、僕はワーホリで来ているので1年もいないですよ」と答えました。

偶然にもY君は私と同じ時期にオーストラリアへワーホリでやって来て、翌月、日本に帰国するとのこと。

私はどうして同じ期間をこの国で過ごしてきたのに、こうも違うのかと気になったので、
後日また会う約束をその場でしました。

数日後、Y君と会い、カフェでお互いの経験したことを語り合いました。
そしてなんとY君も私と同じ語学学校に同じ期間通っていたことがわかりました。

ただ、私は初級クラスだったのに対し、彼は最初になんとか中級クラスに入ることができ、最終的には上級クラスで卒業することができたそうです。

上級クラスなので周りは英語ができる外国人がほとんどで、外国人の友人もたくさんでき、友人の紹介で英語をバリバリ使うバイトをし、シェアハウスも現地の人の家で外国人数人と暮らしたそうです。


もちろん、海外暮らしならではの大変なこともあったそうですが、毎日充実感を持って過ごすことができ、彼はとても輝いていて、魅力的でした。


そしてY君は帰国後、得意の英語を生かせる仕事に就き、高給を取り充実した暮らしをしています。

さて、私とY君はどうしてここまで差がついてしまったのでしょう?

実はワーホリに行って成功したという人は上位5%しかいないそうです。

ほとんどの人が私のようにロクに英語もできず、帰国後もワーホリの経験を生かすことができていません。

大学を休学して来ている学生さんも多くいますが、就職に有利になるようなワーホリを過ごすことができず、むしろワーホリで1年を無駄にしてしまい、就職の足かせとなってしまう人が多くいるのも事実です。

社会人で仕事を辞めてまでワーホリに来ている人もいます。

しかしワーホリで英語を習得できないまま帰国し、一度レールから外れているので、再就職ができない人もたくさんいます。

もちろん、これらとは逆の成功した人のケースもあります。

上位5%ですが…

せっかくのワーホリを将来のために活かすことができるかどうか、ワーホリで成功する人と失敗する人の違いはなんでしょうか?

実は私とY君の差はワーホリ前の
1ヶ月ですでについてしまっていたのです。

ワーホリが成功するか失敗するかの違い、
それはワーホリに行く前の準備です。

私は出国前、英語は現地に行ってから実践で頑張ればできるようになる!
と考えて、英語の予習は全くしていませんでした。

何をしていたかというと、遊ぶことのリサーチばかり…例えば現地での旅行先や行きたいお店など…

それに対してY君はワーホリの限られた時間を無駄にしないため、少しでも出国前に英語の勉強をしていこう!

とワーホリで必要な英語をまとめて勉強していました。

ワーホリに行ったのに、何も得ることができず帰国後惨めな思いをする。

ワーホリの95%が失敗してしまい、ワーホリの上位5%の成功した人に共通する事

それはワーホリに行く前の準備です。

これからワーホリに行こうと思っているあなたには、どうしても私と同じ失敗をして欲しくない。

ワーホリに行く前に、必ず英語の勉強をしてください。

貴重な時間とお金を使って行くワーホリを成功させてください。

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